地球にも人にも優しいシロップ！AGRIKOとHinokiのコラボ商品が誕生

世田谷区で農福連携ファーム「AGRIKO FARM 桜新町」を運営する株式会社AGRIKOは、新潟県産のレモンバーベナと唐辛子を使用した「やさしいシロップ LEMON VERBENA」を開発しました。

この商品は、AGRIKO代表の小林涼子が農業を始めた地である新潟県とのつながりをきっかけに生まれました。小林氏は、新潟県で農福連携に取り組む株式会社Hinokiと出会い、地球、植物、人、そして自分自身に優しいシロップ作りを共同で実現しました。

「やさしいシロップ LEMON VERBENA」は、AGRIKO FARMで丁寧に育てられたレモンバーベナ（栽培期間中農薬不使用・化学肥料不使用）と、Hinokiの看板商品である「魚沼南蛮」（栽培期間中農薬不使用・化学肥料不使用）を使用しています。さらに国産のレモン果汁も加えることで、爽やかなレモンの香りと唐辛子のピリリとしたアクセントが楽しめるシロップに仕上がっています。

このシロップは、ホットレモネードとして温めて飲むのもおすすめです。寒い季節に体の芯から温まる、優しい味わいです。また、AGRIKO FARMで働く障がい者の方々が、ハーブの栽培だけでなく、シロップのラベルのイラストや文字も担当しています。商品を購入することで、収益の一部が彼らに還元される仕組みとなっており、購入者の優しい気持ちがみんなの幸せにつながる「やさしい」循環の輪を築いています。

「やさしいシロップ LEMON VERBENA」は、2022年11月30日(水)～12月13日(火)の期間、伊勢丹新宿店本館1階の期間限定POP UPにて先行発売されます。

「やさしいシロップ」が目指す4つのやさしさ

「やさしいシロップ LEMON VERBENA」は、地球、植物、人、そして自分自身に優しいという4つの理念に基づいて作られています。

①地球にやさしい

AGRIKO FARMでは、ハーブの栽培にルーツポーチを使用しています。ルーツポーチは、ペットボトルを加工した再生繊維とリサイクル天然素材を混合して作られた不織布製の植木鉢で、生産から使用、処分まで全ての過程において環境負荷を低減することを目指しています。

②植物にやさしい

AGRIKO FARMでは、アクアポニックス栽培で育った規格外のハーブや米ぬかなどを混ぜて堆肥を作り、土作りからこだわってハーブを栽培しています。通気性と透水性に優れたルーツポーチを使用することで、根腐れやサークリング現象を抑制し、健康なハーブを育てることができます。

③人にやさしい

AGRIKO FARM 桜新町では、障がい者の方々が働いており、アクアポニックス栽培のお野菜やレモンバーベナを丁寧に手植えし、毎日世話を行っています。シロップの売上金の一部は、彼らにインセンティブとして還元されます。

④自分にやさしい

堆肥に使うアクアポニックス産の野菜は農薬不使用、そしてさらにその土で育てているレモンバーベナも栽培期間中農薬を使用していません。土作りからこだわって育てているため、安心して安全にハーブを楽しむことができます。

企業情報

AGRIKO

株式会社AGRIKOは、環境にやさしい農業として世界で注目されている「アクアポニックス栽培」を活用し、循環型農福連携ファーム「AGRIKO FARM 桜新町」を東京都世田谷区で運営しています。障がい者と企業をマッチングすることで、企業の障がい者雇用をサポートしています。アクアポニックス、農福連携、AGRIKO独自の取り組みを合わせるとSDGs17項目全てにフルコミットした農園です。

Hinoki

株式会社Hinokiは、添加物を一切使わず国産材料に徹し、良質な調味料の開発と販売を行っています。看板商品である「魚沼南蛮」は、天然アミノ酸が豊富で栽培期間中農薬不使用・化学肥料不使用の唐辛子です。辛味と旨味が融合したスパイスが特徴で、農福連携にも積極的に取り組んでいます。

農福連携について

農福連携とは、障がい者等が農業分野で活躍することで、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。農福連携に取り組むことで、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性があります。AGRIKO代表の小林涼子は、「農福連携技術支援者（農林水産省認定）」を取得し、農福連携の取り組みを進めています。