CULTAが提案する新たなプレミアムイチゴブランド「SAKURA DROPS」

新たなプレミアムイチゴブランド「SAKURA DROPS」

株式会社CULTA（東京都小金井市）が、独自品種を用いたプレミアムイチゴブランド「SAKURA DROPS」を始動しました。この新ブランドは、シンガポールをはじめとする東南アジア市場において、日本産イチゴの魅力を届けるむねの取り組みです。

「SAKURA DROPS」の概要

「SAKURA DROPS」は、CULTAが開発した独自のイチゴ品種を活かしたブランドです。このイチゴは、甘味が強く、東南アジアにおける消費者の嗜好に応えるものとなっています。さらに、輸送中の鮮度を保つ力もあり、現地のスーパーマーケットでの取り扱いに最適です。

生産体制と提携関係

2025年までに、CULTAは全国11の都道府県で16軒の生産者と提携。生産されたイチゴは基本的に全量をCULTAが買い取り、その一部が「SAKURA DROPS」として海外に輸出されています。この仕組みにより、国内農産物の有効活用を図りつつ、高品質なイチゴを提供することが可能になっています。

販売店舗と地域展開

「SAKURA DROPS」は、シンガポールのCold StorageおよびマレーシアのJaya GrocerやDe Marketにて販売されます。Cold Storageは、1903年創業のシンガポール最古のスーパーマーケットチェーンで、日本からの輸入食品を多く扱っています。この店舗で、SAKURA DROPSは5つの店舗で展開され、マレーシアのJaya Grocerでも3つの店舗で販売を行っています。

販売価格と市場の評価

「SAKURA DROPS」は、プレミアムブランドとして位置づけられ、現地では約1,500〜2,500円で販売されています。この価格帯で提供された日本産のイチゴは、高品質として東南アジアの消費者に高く評価されています。

未来に向けた展望

CULTAは、今後も東南アジア市場での展開を拡大し、現地の販売パートナーや国内の生産者との連携を強化していく方針です。持続可能な供給体制の構築を進めることで、さらに多くの消費者に愛されるイチゴブランドに成長させる計画です。

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