RAKUZAINVESTMENT、Capex Capitalの全株式を取得
RAKUZAINVESTMENT LLCが、モンゴルのウランバートル市に本社を置く暗号資産取引所のCapex Capital LLCの全株式を取得しました。この契約は2024年8月22日に締結され、これによりRAKUZAINVESTMENTはCapexの運営基盤を強化し、Web3.0経済圏の発展を加速させることを目指しています。
目的と背景
RAKUZAINVESTMENTは、楽座プロジェクトを通じて、クリエイティブな分野と金融を融合した新たな経済圏の創出を目指しております。Capex Capitalは、モンゴル国内で数少ない取引所ライセンスを有し、その優位性を活かしてWeb3事業の拡大を進めるとともに、グローバル展開への布石とする考えです。
現在、モンゴルでは暗号資産関連の規制が強化され、2024年時点で取引所ライセンスを取得しているのはわずか5社のみ。Capex Capitalはその中でも特に実績があり、その運営には独自の技術やノウハウが活かされています。
Capex Capitalの事業概要
Capex Capitalは、暗号資産取引所として、モンゴル国内で非常に限られた数のライセンスを保有する企業です。特にスクラッチ開発を行う数少ない取引所の一つであり、高い技術力を誇っています。来る新サービスの展開に伴い、商号変更も予定されており、RAKUICHIEXCHANGEとして新たなスタートを切ります。
新たなガバナンストークン「RAKUICHI Token」も導入され、トークンシンボルとしてRKCが予定されています。これにより、取引所内での取引がより便利に行えるようになります。
NFTマーケットプレイス「楽座」の新機能
Capex Capitalは、NFTマーケットプレイス「楽座」も運営しています。このプラットフォームでは、日本のアニメ界から供給されるセル画の所有権をNFT化し、文化財として価値を高めています。最近のアニメの人気を反映し、多くの作品が取引されています。
楽座では、視覚的な美しさを持つセル画の適切な保存を行いながら、その所有権をブロックチェーン技術を用いてNFT化します。この革新的な取り組みにより、資産価値を持つ形での流通が可能となり、ユーザーはNFTをBURNして現物を受け取ることもできるシステムを構築しています。
クリエイター支援プロジェクト
さらに、RAKUZAINVESTMENTと葦プロダクションは、日本のクリエイター支援を目的とした「#日本のクリエイターを稼げる仕事へプロジェクト」を進めています。このプロジェクトは、クリエイターやアニメーターの権利を守るとともに、持続可能な収益機会を提供することを目指しています。環境改善と報酬の還元機能を追加することで、日本のアニメ文化を盛り上げる一助となることでしょう。
まとめ
RAKUZAINVESTMENTによるCapex Capitalの全株式取得は、モンゴルにおけるWeb3.0経済圏の進展とクリエイティブ業界への影響が期待されます。新サービスの展開やクリエイター支援により、今後の変革に注目が集まります。モンゴルが新たな暗号資産市場の中心地として名を馳せる日も近いかもしれません。