水素旅客船クルーズ
2024-10-04 13:18:18

世界初の水素旅客船「ハイドロびんご」で瀬戸内海を楽しむクルーズ体験

広島県福山市では、画期的な取り組みとして、水素混焼エンジンを搭載した旅客船「ハイドロびんご」を利用した実証事業が行われます。この試みは、地域の観光資源を活かし、観光地の魅力を伝えながら、持続可能な交通手段の確立を目指しています。

「ハイドロびんご」は、世界初の水素混焼エンジンを搭載しており、これにより化石燃料に依存せず、環境に配慮した航海が可能となります。船は高い安全基準を満たし、快適な乗り心地を維持しつつ、最大82名の乗客を迎え入れることができます。水素を使用することで、燃焼時に二酸化炭素を排出せず、地球温暖化防止に寄与します。

クルーズの魅力



1. 大迫力の絶景
この船の運航ルートでは、海からの絶景を楽しめます。常夜燈や内海大橋、阿伏兎観音など、船からの景観は格別で、思い出に残る体験ができます。

2. 寄港地での多様な体験
シーパーク大浜でのリゾート体験や、クレセントビーチでのシーカヤック、さらに神勝寺での禅体験などが選べるオプショナルツアーが用意されています。これにより、海を越えた様々な文化やアクティビティを体験できます。

運航日と運賃



「ハイドロびんご」は、2024年10月19日・20日、26日・27日、11月2日・3日の各日運航予定です。運賃は、午前券と午後券がいずれも2,500円(小学生1,500円)、1日券は4,000円(小学生2,500円)と設定されています。特別価格での提供になるため、お早めの予約をおすすめします。

水素混焼エンジンの技術



水素混焼エンジンは、従来の軽油に水素を混ぜ合わせて燃焼させる仕組みです。この方法により、必要なタンクのサイズを抑えることができ、船のデザインに余裕を持たせることができます。これまでの船と比べると、大きなタンクを設ける必要がなく、より広い乗客スペースを確保できるのです。また、水素が供給できない場所でも軽油を使用して運航できる柔軟さを備えています。

福山市の魅力



福山市は、瀬戸内海沿岸に位置し、100万人以上が訪れる観光地です。有名な観光スポットとしては、鞆の浦や福山城があり、四季折々の自然の美しさも魅力の一部です。特に「ばらのまち」として知られる福山市は、2025年に世界バラ会議が開催される予定で、各地からの観光客に注目されています。

この水素旅客船クルーズに参加することで、福山市の美しい自然と歴史、文化に触れる新たな体験が実現します。持続可能な観光の形として、この概念は全国的に注目されることでしょう。ぜひ、福山市の「ハイドロびんご」で特別なクルーズを体験してみてください。


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