Luup、大野城市との新たな連携協定について
株式会社Luupは、福岡県大野城市と提携し、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを実施することが決まりました。このプロジェクトは2025年9月1日から本格稼働する予定で、市民や観光客にとって便利で環境に優しい移動手段を提供することを目的としています。
Luupのビジョン
Luupは「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」との理念のもと、電動キックボードや電動アシスト自転車を介したシェアリングサービスを全国で展開してきました。全国で1,000箇所以上のポートを設置し、特に福岡エリアでは最大の展開数を誇るサービスです。このループなサービスを通じて、誰もが快適に移動できる社会の実現を目指しています。
大野城市の概要
大野城市は福岡市に隣接し、交通の便が良いことから発展しているベッドタウンです。市内にはいくつかの交通機関があり、福岡市中心部へのアクセスが容易です。しかしながら、地域においては公共交通機関が対応できない部分や駐車場の不足、環境負荷といった課題も存在しています。このような背景から、Luupの電動マイクロモビリティは暮らす人々や訪れる観光客のニーズに合致した柔軟な移動手段として期待されています。
連携協定の詳細
この連携協定によって、Luupは電動マイクロモビリティサービスを実施し、ポートの設置や違法駐輪の対策、交通ルールの普及啓発などを行います。一方で、大野城市は新たなモビリティの検討を進め、公共施設などへのポート設置についての調整を行います。
LUUPの特長
Luupのポート網は東京、大阪、名古屋を含む都市部のみならず、福岡、神戸、仙台、広島などの地方都市にも広がっています。そのポートの数は14,400箇所以上あり、小型化された車両により、小さなスペースでもポート設置が可能です。さらに、利用者がアプリで返却先ポートを事前予約する仕組みを導入しているため、特定のポートに返却が集中することがなく、景観を保ちながらサービスを提供しています。
大野城市でのサービス概要
- - サービス内容: 電動キックボードおよび電動アシスト自転車のシェアリング
- - 料金: 基本料金50円(税込)+時間料金1分あたり15円(税込)。一部地域では異なる料金設定もあります。
- - ポート数: 約50ポートで、順次増設予定
- - 車両台数: 約130台(電動キックボード65台、電動アシスト自転車65台)
- - 利用条件: 電動キックボード利用時には年齢確認書類の提出と交通ルールテストの合格が必要。電動アシスト自転車の利用にはこの条件は不要です。
- - 保険: 対物賠償、対人賠償、怪我の保険が適用されます。
このサービスは地域のさらなる活性化を目指し、住民および訪れる観光客の利便性を高める役割を果たすことが期待されています。今後の展開に注目です。
Luupの詳細な情報
- - 会社概要: 株式会社Luup
- - 所在地: 東京都品川区西五反田八丁目9番5号 FORECAST五反田WEST7階
- - 代表者: 岡井大輝
- - 設立: 2018年7月
- - アプリダウンロード: LUUPアプリ
Luupのサービスを利用して、未来のモビリティ体験をぜひお楽しみください。