ニチハとケイアイスター不動産の協力によるCO2削減
ケイアイスター不動産株式会社が、建築資材のパートナーであるニチハ株式会社から、2023年度のオフセットサイディング使用による二酸化炭素(CO2)固定量が199,420kgであると認定を受けました。この取り組みは、気候変動対策と持続可能な発展を目指した重要な一歩です。
環境保全に向けた取り組み
ケイアイスター不動産グループは、環境保全を経営方針の一つとして位置づけており、その活動には多岐にわたる取り組みが含まれています。太陽光発電システムが導入された分譲住宅や、国産材を100%使用した平屋注文住宅「IKI」など、具体的なプロジェクトを通じて脱炭素社会の実現を目指しています。
特に、国産材の利用促進や、一般社団法人「日本木造分譲住宅協会」の立ち上げに参加することで、地域社会全体での環境問題解決に寄与しています。これにより、温室効果ガスの排出を削減し、持続可能な地域社会の構築に貢献しています。
ニチハとオフセットサイディング
ニチハが提供する「オフセットサイディング」は、環境に優しい建材です。セメントと国産の木材チップを独自の技術で組み合わせ、高圧プレス成型により生産されています。この過程で、木材を無駄なく活用し、木が成長する過程で吸収したCO2を固定化することが可能です。近年、この製品はグッドデザイン賞を受賞しており、そのデザイン性と機能性の両方が評価されています。
ニチハの大宮営業所長である松田氏は、「私たちの企業スローガンは『素晴らしい人間環境づくり』であり、環境への配慮はその中心にあります。ケイアイスター不動産様がオフセットサイディングを選択することで、私たちの取り組みが一層強化されます」とコメントしています。
今後、ケイアイスター不動産はアパート建築プロジェクトにおいてもオフセットサイディングを導入し、さらなるCO2削減に向けた取り組みを続ける意向を示しています。
まとめ
ケイアイスター不動産とニチハの協力により、199,420kgのCO2が固定されるという成果は、脱炭素社会の実現に向けた一歩となります。このような環境保全の取り組みが広がることで、持続可能な社会へと向かう道が切り開かれていくことでしょう。企業活動全体がこの方向に進むことが、未来を見据えた選択となります。