株式会社エージェントがtalentalの株式を取得、連結子会社化へ

株式会社エージェントがtalentalの株式を取得

株式会社エージェント（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：四宮浩二）は、2025年10月20日開催の取締役会において、BizDev領域に特化した副業・フリーランス人材のレンタルサービスを提供するtalental株式会社（以下「タレンタル社」）の株式を取得し、連結子会社とすることを決定しました。この決定により、株式会社エージェントは社会課題の解決を目指す新規事業の開発と推進を加速することを目指しています。

株式取得の背景と理由

当社グループは「次代を創る」をテーマに、デジタルデバイド、人材不足、教育格差、地方創生、環境エネルギー、産業創出、社会保障といった日本が抱える7つの社会課題の解決に向けた事業を推進するソーシャルベンチャーです。2034年までに300のソーシャルビジネスを創出するというビジョンの下、当社は持続可能な社会の実現に取り組んでいます。タレンタル社は、月額型のアドバイザリーやプロジェクトで、少ない時間で高い事業開発の知見と実装力を提案できることに強みがあります。これにより、当社の事業創出プラットフォームを支えると考えています。

特に、自治体との連携を強化し、地域課題の解決に向けた実証の場づくりを進める中で、タレンタル社の人材ネットワークを活用することで、専門知見を迅速に事業化に結びつけることができると期待しています。

期待される効果

今回の株式取得によって、以下のような効果が期待されています。
1. 自社の新規事業のリソース確保および成長スピードの向上
2. 新規事業創出数の増加
3. 法人向け事業開発支援プロジェクトの品質向上
4. 多様な事業開発人材の確保とノウハウの集約
5. 自治体協働案件の拡大

株式取得の詳細

株式の取得は、株式譲渡によるもので、取得株式数は195株で、取得後の所有株式の議決権比率は65%となります。契約締結日は2025年10月20日、譲渡実行日は10月21日です。これにより、タレンタル社は引き続き既存取引先との関係を維持し、事業内容に変更はありません。

先進的なビジョン

株式会社エージェントの代表取締役社長四宮浩二は、「300のソーシャルビジネスの創出」という大きな目標に向けて、タレンタル社を迎え入れることが実現性を高めるとともに、社会課題の解決につながることを期待しています。

talental株式会社の武田直人社長も、優秀なBizDev人材を集めたコミュニティの重要性を強調し、この連携によって日本の中小企業やスタートアップの新規事業開発が進むと確信しています。これらの取り組みを通じて、両社は更なる成長を目指していくことでしょう。