モジュラスの資金調達
2018-08-09 15:39:43

モジュラス株式会社、8億円の資金調達を実施し創薬研究を加速

モジュラス株式会社がシリーズAラウンドで8億円の資金調達を行い、創薬研究の進展を加速させることが明らかになりました。リード投資家は株式会社ファストトラックイニシアティブであり、同社の安西智宏氏がモジュラスの取締役に就任しました。また、DBJキャピタル株式会社も資金提供を行い、それに伴い三ツ口尚志氏が監査役に加わります。

この調達資金は、モジュラスが提唱するネットワーク型創薬研究に活用される予定です。具体的には、自社の創薬プログラムの開発や、ペプチドリーム社との連携を深めるための共同研究の進展、そして新たな研究人材の獲得や体制強化による事業基盤の拡充が見込まれています。

モジュラスの代表取締役、木村俊氏は「自社の創薬プログラムおよびペプチドリーム社との共同研究は想定以上に成功を収めており、既にいくつかの有望なヒットペプチドが浮上しています」と述べました。資金調達を通じて、米国と日本におけるグローバルな創薬ベンチャー企業としての体制を強化し、効果的な新薬を一日でも早く患者に届けられるよう努めるとの思いを語っています。

ファストトラック社の安西氏は、モジュラスが展開する創薬プラットフォームに大きな期待を寄せています。このプラットフォームは、東京やボストンを拠点にした人材や技術を結集し、創薬のプロセスを効率化することを目的としています。安西氏は「モジュラス社のチームは、革新的な治療薬を発見するための確固たる才能と情熱を持っており、このプロジェクトに大きな期待を寄せています」とコメントしました。

一方、ペプチドリーム株式会社の取締役、舛屋圭一氏もモジュラスとの提携を通じて新薬創出への寄与を強調しています。彼は「モジュラス社との共同研究での進展を受けて、より大きな支援を行い、新たな医薬品を社会に提供するために協力していきたい」と述べています。

モジュラス社は2016年に設立されたネットワーク型創薬ベンチャーで、最先端の計算科学を駆使した創薬研究に特化しています。本社は東京都にあり、代表者には木村俊氏と大野一樹氏が名を連ねています。製品開発とともに、新興企業としての成長も期待されるモジュラス株式会社は、今後の動向から目が離せません。

会社情報

会社名
アリヴェクシス株式会社
住所
東京都港区新橋1丁目18番21号第一日比谷ビル7階
電話番号

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