東御市でのワインセミナー
長野県東御市では、地域のワイン文化を理解し、楽しむためのセミナー「ワイン造りとそれを取り巻く営みとの連携」が催されます。この講座では、日本ワイン界の権威である鹿取みゆき氏をお招きし、地元農畜産物とワインのペアリングを実際に体験しつつ、地域のワイン産業の可能性について探ります。
地域とともに発展するワイン産業
日本のワインは地域に根ざした取り組みが重要です。今回のセミナーでは、秋の収穫シーズンにふさわしく、東御市特産のワイン、クルミ、チーズ、羊肉などをテーマに、農畜産業との連携や地域ブランド形成に焦点を当てます。特に、建設中のワインシティ・とうみを目指して、地域の声を交えながら現在の課題と将来の展望を考える機会となることでしょう。
このセミナーには、地元で羊を飼っているSASAKI FARMの佐々木さんも参加し、実際の生産現場についての意見を発信します。農畜産物とワインのコンビネーションがどのように地域を盛り上げるか、参加者にとって学びの多い内容になるはずです。
開催概要
- - 日時: 2025年10月25日(土)14:00〜16:00
- - 場所: ワイン&ビアミュージアム(湯楽里館 2階)
- - 内容: 地元食材を使ったワインと料理のペアリングを楽しむセミナー(初心者から上級者向け)
- - 対象: 20歳以上の方
- - 参加費: 6,000円(グラスワイン4種類・軽食付き)
参加費には、東御市産の赤白ワイン各2種と、特製の軽食が含まれています。軽食は、SASAKI FARMで育てられた羊肉を使用した料理や、人気のチーズが提供され、味覚でも楽しめる内容です。また、翌日にはフィールドワークも予定されており、農業の現場を直接体験する貴重な機会となります。
講師の紹介
鹿取みゆき氏は、東京大学教育学部を卒業後、日本ワインブドウ栽培協会の代表理事を務め、問題提起や啓発を行っている専門家です。著書も多く、各地での講演活動を通じて日本ワインの魅力を広めています。
日本ワインブドウ栽培協会について
日本ワインブドウ栽培協会(JVA)は、2019年に設立された非営利団体で、日本ワインの品質向上と発展を目指して活動しています。旬のブドウを用いたワイン造りが盛況を呈しており、現在では国内に500を超えるワイナリーがあります。
同協会は、生産者への支援を行い、ブドウ苗木の流通確立、ウイルスチェック体制の整備、さらには研究開発の推進と、持続可能なワイン造りに向けた取り組みに力を入れています。
参加方法とお問合せ
「ワイン造りとそれを取り巻く営みとの連携」の参加申込やお問合せは、とうみワイン&ビアミュージアムへ
秋の訪れを感じる中、地域と共にワイン文化を育むこのセミナーにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。新たな発見と体験が待っています。