Crenaが提供する新サービス『プラグインマネージャー』
株式会社Crenaは、kintoneプラグインを手軽に管理できる新しいサービス「プラグインマネージャー」の提供を開始しました。このサービスは、kintoneを利用する企業の業務効率を大幅に向上させるためのものです。kintoneは、ノーコード・ローコードツールとして、多くの企業に導入されていますが、多くのユーザーがプラグインの管理に煩わしさを感じているのも事実です。Crenaの新サービスにより、これらの課題が解決されることが期待されています。
kintoneとは?
kintoneは、東証プライム上場企業のうちの約1/3にあたる37,000社以上に利用されているサイボウズが提供するプラットフォームです。ITの知識がない方でも、自社のニーズに合わせたアプリを容易に作成でき、業務改善も迅速に行えるのが特徴です。こうした強みから、多様な業務プロセスを持つ企業に幅広く支持されています。
プラグイン管理に関するユーザーの悩み
kintoneには多くのプラグインが存在し、それを利用することで業務の効率化や機能の拡張が可能ですが、導入や管理に手間がかかります。主な課題としては以下の3つが挙げられます。
1.
ダウンロードとインストールの手間
プラグインを導入する際、まず自分に合ったものを見つけるための情報収集が必要で、その後異なる手順で申し込みをしなければなりません。これに続いて、ファイルのダウンロードやkintoneへのインストールを行うため、手間がかかり負担となります。
2.
バージョン管理とアップデートの手間
最新のプラグインを使用し続けるには、各メーカーからのアップデート情報を把握しておく必要があります。これを怠ると、古いバージョンを使い続けてしまい、結果的にクオリティやセキュリティの低下を招くリスクがあります。
3.
他環境への設定情報移行の手間
プラグインの設定を他のkintone環境へ移行する際も手間が掛かります。しかし、プラグインマネージャーを使用することで、設定情報をサーバーに保存し、一括で復元することが可能となります。
プラグインマネージャーの機能
Crenaの「プラグインマネージャー」は、以下の3つの機能を通じて、これらの課題を解決します。
1.
簡単な検索とインストール
kintone内でプラグインを簡単に検索でき、気になるものを見つけたらすぐにインストールが可能です。一括インストール機能も備えているため、効率的にプラグインを導入できます。
2.
バージョン管理と簡単なアップデート
現在使用中のプラグインのバージョンと最新バージョンを一目で確認でき、簡単にアップデートができます。一度に複数のプラグインの更新も可能で、時間を節約します。
3.
設定情報のスムーズな移行
プラグインの設定情報をサーバーに保存し、他の環境への復元もスムーズに行えます。これにより、開発環境で構築した設定を本番環境に容易に移行できます。
サイボウズのエンドースメント
株式会社Crenaが提供するこのサービスに対して、サイボウズ株式会社も心より歓迎しています。業務の効率化に向けた新たな一歩を踏み出したことに期待が寄せられています。
まとめ
Crenaの「プラグインマネージャー」は、kintoneユーザーにとって必須のツールとなること間違いありません。業務の効率化を図りたい方は、ぜひこの新しいサービスを利用してみてください。その詳細はCrenaのウェブサイトで確認できます。