漢字で感じる色めぐり
2024-10-22 10:26:38

京都漢字ミュージアムで開催される企画展「漢字で感じる色めぐり」

漢字で感じる色めぐり展が開催



漢字ミュージアム(所在地:京都市東山区)は、企画展「漢字で感じる色めぐり」を2024年10月29日から2025年5月6日まで開催します。この展覧会は、日本の多彩な色彩文化を漢字や日本語を通じて掘り下げるというユニークな企画です。

展示内容


展覧会の主な特徴は、145種類の色名が書かれたパネルから成る「色の壁」です。訪れる人は、自分が気になる色を選び、その色に関連する解説やコラムを読むことができます。具体的には、鴇(とき)色、躑躅(つつじ)色、珊瑚(さんご)色など、日本の伝統色に深く根ざした多様な色が展示されています。

さらに、京都の象徴的な色である紫について、その文化的背景や歴史を交えて紹介するコーナーも設けられています。紫は、長い間日本の文学や風習において特別な意味を持つ色として親しまれてきました。

日常的に使われる表現や慣用句についても触れ、「赤の他人」や「青信号」といった言葉の由来を知ることで、漢字の奥深さを再発見できるタイミングでもあります。

四季にまつわる色彩


この企画展には、四季に紐づいた色もあり、前期(秋・冬の色)は2024年10月29日から2025年1月26日まで、後期(春・夏の色)は2025年1月29日から5月6日まで展示されます。訪れる際には、各季節の色彩を楽しむことができます。

漢字ミュージアムについて


漢字ミュージアムは、日本で初めて漢字に特化したミュージアムで、観覧だけでなく、直接触れたり学んだりすることができる体験型の施設です。場所は京都の祇園、アクセスも便利で、訪問する場合は京阪本線の祇園四条駅から徒歩わずか5分の距離です。

清水寺や八坂神社などの観光地も近く、観光ついでに立ち寄って楽しむことができます。料金は大人800円、学生500円、子供300円という手頃な価格で、漢字文化に触れる絶好の機会です。大学生や高校生、中学生、小学生以上は入館料が適用され、未就学児や障がい者は無料で入館可能です。

まとめ


漢字ミュージアムでの「漢字で感じる色めぐり」展は、単なる展示ではなく、言葉と色彩の繋がりを通して日本の文化を深く感じることができる貴重な体験です。色彩が私たちの日常生活に与える影響や、漢字が持つ意味を再考する機会を提供してくれます。色が豊かな日本の文化を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?


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