「こども服の交換シェアリングサービスLynks」が、2019年2月より日本環境設計株式会社の取り組みであるBRINGに参加しました。これは、こども服をより効率的に再利用し、廃棄物を減少させる試みの一環です。
これまで、Lynksはダメージや汚れがある子ども服を回収業者を通じて海外に送っていましたが、その多くは最終的に廃棄されてしまう現実がありました。しかし、BRINGの活動により、ポリエステル繊維を再資源化する技術が開発され、衣料品のリサイクルが進むことが期待されています。特にポリエステルを原料に戻し、再び新しい繊維として生まれ変わらせるプロセスは、環境への配慮に満ちた取り組みと言えます。
Lynksはこの試みに共感し、ただ捨てられるのではなく、こどもたちが大切に着ていた服を次の世代にも大切に使ってもらえる場を提供することを目指しています。具体的には、使わなくなった服を簡単に交換できるサービスを提供しており、利用者は1回1,980円で最大20着までの子ども服を選ぶことが可能です。
交換は、フリマやオークションのように個人間のやりとりがなく、出品作業や査定も不要です。このため、手軽に参加でき、思い出の詰まった服を次の子どもたちへと渡す架け橋となります。
さらに、日本では毎年、100万トン以上の衣料品が廃棄され、その9割が焼却されているという深刻な現状があります。LynksとBRINGの協力により、この「もったいない」をなくし、子ども服のリサイクルを進める新たなモデルが構築されているのです。
「こども服の交換シェアリングサービスLynks」について詳しくは、公式サイトをご覧ください。
Lynks公式サイト
また、BRINGの取り組みについては、こちらから確認できます。
BRING公式サイト
これからも、持ち込んでリサイクルする文化が広がり、未来の子どもたちが大切に着る服のために、LynksとBRINGの取り組みが大きな影響を与えることでしょう。