大阪・関西万博での「マレーシア観光芸術文化省ウィーク」
2025年8月18日から23日まで、大阪・関西万博のマレーシアパビリオンにおいて「マレーシア観光芸術文化省ウィーク」(通称:MOTACウィーク)が開催されます。このイベントは、マレーシア政府観光芸術文化省が主催し、訪れる人々にマレーシアの多彩な文化を体感する貴重な機会となります。
イベントの内容
会期中は、様々な文化プログラムが行われます。具体的には、民族舞踊や伝統音楽、料理デモンストレーション、工芸ワークショップ、現代アートの実演など、マレーシアの豊かな文化をダイレクトに感じることができます。
重要無形文化財保持者によるパフォーマンス
特に注目すべきは、マレーシアの「人間国宝」に相当する重要無形文化財保持者(WAKOH)2名が来日し、伝統芸能を披露します。シタール奏者のクマレサン・カルティゲス氏と、サぺ奏者のマシュー・ンガウ・ジャウ氏がライブ演奏を行い、古代から受け継がれる音楽の魅力を提供します。
ライブデモンストレーションと試食
また、マレーシア国立遺産庁による本格的な料理体験も行われ、参加者は伝統的な料理を自らの手で作り、試食する機会も得られます。このワークショップを通じて、マレーシアの多様で豊かな食文化を実際に体験できます。
文化工芸やファッションショー
さらに、ビーズ細工や織物体験といった工芸ワークショップも実施され、地域に根ざした伝統技術に触れることができます。加えて、マレーシア手工芸開発公社によるファッションショーでは、伝統衣装と現代ファッションが融合したスタイルが紹介され、観客を魅了します。
開幕式の様子
開幕式では、来日団代表であるマレーシア観光芸術文化省主任補佐官フローラ・チン・リー・サや、観光年2026の公式マスコットであるマレーグマのウィラとマンジャが登壇しました。来場者にはマレーシアの文化を存分に楽しんでいただける内容が用意されています。
マレーシア館のテーマ
今年のマレーシア館は「Energising Sustainability」(持続可能性に力を)をテーマにし、熱帯雨林の樹冠をイメージした「Rainforest Canopy」が来場者を迎えます。この空間では、自然と共生する未来のあり方が表現されており、マレーシアのロングステイ先としての魅力や、地域ごとに異なる伝統文化の展示が行われています。
2026年に向けた重要な取り組み
「マレーシア観光芸術文化省ウィーク」は、2026年の「マレーシア観光年」に向けたプロモーションの重要な一環でもあり、国際的な舞台でマレーシアの文化的魅力を広くアピールする機会です。訪れる皆様には、マレーシアの多様な文化や芸術、観光資源に直接触れることで、そのユニークさを実感していただきたいと思います。
大きなイベントの一環として、是非とも多くの方々に足を運んでいただきたいです。会期中は毎日ステージパフォーマンスが行われるので、何度でも訪れる価値があります。
公式情報
詳しいスケジュールやプログラムの情報は、
マレーシア館公式ウェブサイトをご覧ください。更に、最新情報はマレーシア政府観光局の公式ソーシャルメディアでも随時発信されています。特にマレーシアの魅力を知りたい方には必見です。