Girls Meet STEM成果報告
2026-03-18 13:55:28

富士見丘中高で開催「Girls Meet STEM for School」成果報告会

富士見丘中高での「Girls Meet STEM for School」成果報告会



2026年2月20日、東京都渋谷区に位置する富士見丘中学高等学校にて、公益財団法人山田進太郎D&I財団は「Girls Meet STEM for School」の成果報告会を開催しました。このプログラムは、STEM(科学・技術・工学・数学)分野における女子生徒の進路選択を促進することを目的とし、中高生を対象にした体験型の学びを提供するものです。

イベントの概要と議題

この成果報告会には教育関係者や報道関係者が出席し、STEM分野における女子生徒の進学状況や教育の重要性について意見が交わされました。参加者に対して当財団の活動概要や「Girls Meet STEM for School」の効果検証の結果が紹介され、特にSTEM分野への進む女子生徒の比率がOECD諸国の中で最下位である現状が強調されました。その主な理由として、情報や体験機会が不足していることが挙げられ、改めてこのプログラムの必要性が確認されました。

具体的な取り組みと成果

当財団は、奨学助成金制度やツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」を通じて、女子生徒が理系分野に触れる機会を提供しています。奨学助成金事業では、高校1・2年生に対し、1名あたり10万円の支援を行い、受給者は非受給者よりもSTEM系学部への進学率が26.6ポイント高いとのデータが公開されました。また、「Girls Meet STEM」プログラムでは企業や大学と連携し、生徒たちが理系職業の現場を体験しながら、社会人や大学生との交流を通じて学びを深めています。

最新の2025年度には、全国14校約1,500名の中高生女子が参加し、企業訪問と出張授業を通してSTEMの学びを実際の職業と結びつけています。プログラムを通じて実際に参加した生徒たちのアンケートでは、理系に進む意欲や関心が大きく高まったとの結果が出ています。たとえば、「STEM分野は女性に向いている」との認識が31ポイントも上昇し、参加前は理系に良いイメージを持っていなかった生徒たちも、自信を持って理系進学を考えるようになったことが伺えます。

富士見丘中学高等学校の取り組み

このイベントの中で、富士見丘中高の広報副部長である田中裕樹先生が同校での具体的な実践について語りました。学校では探究学習やICTの活用を通じて、生徒が社会に向かって行動できるよう教育しています。「Girls Meet STEM for School」の導入により、企業理解や調査活動を通じて、中学2年生に理論と実践を結びつけた深い学びを提供しました。企業訪問に先立ち、事前学習やグループディスカッションを経て、訪問後には自分たちの得た学びをプレゼンテーションするという流れを作っており、学びが単発のもので終わることはありませんでした。

さらに、実際に企業を訪問した生徒たちの声からも、理系職業に対する見方が変わったことが多く語られました。参加前は理系に対して「難しい」と感じていたが、実際に働く現場をみることで多様な分野や役割が存在することを学び、自らの未来にも希望を見出したという感想が多数ありました。

今後の展望

今後の方針として、富士見丘中学では事前学習の充実や、より校内の実情に合わせたプログラム展開を計画しているとのことです。また、全国規模での「Girls Meet STEM」プログラムの影響力を更に拡大し、2026年度には国際ガールズデーにあわせた特別な取り組みを予定しています。社会全体で女性のSTEM分野への進出を後押しする重要な活動が今後も継続されていくと言えるでしょう。

このように、「Girls Meet STEM for School」の成果報告会は、教育界における多様性と進化の重要性を再確認する貴重な機会となりました。今後も教育界、企業、地域社会との連携を深め、女子生徒が自らの可能性を広げられる環境作りが期待されます。


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会社情報

会社名
公益財団法人 山田進太郎D&I財団
住所
東京都港区六本木7丁目14−23
電話番号
03-6820-0423

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