COCOLONが第19回キッズデザイン賞で奨励賞を受賞！重症心身障がい児と家族の未来をデザインする

COCOLONが「第19回キッズデザイン賞」で奨励賞を受賞

重症心身障がい児を支援するコミュニティ「COCOLON」を運営する特定非営利活動法人EPOが、2023年に開催された第19回キッズデザイン賞で、奨励賞およびキッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。これにより、同法人が重視している「子どもたちを産み育てやすいデザイン」として、多くの支持を受けたことが証明されています。

受賞は、重症心身障がい児やその家族が、より良い暮らしを実現するための取り組みが評価された結果です。特に、コレクトンが提供するイベントやセミナーは、社会のニーズに応える重要な活動として注目されています。2024年度には34のイベントを開催し、997名以上が参加した実績がその裏付けです。

イベントを通じて支援の輪を広げる

COCOLONは、重症心身障がい児およびそのご家族が「安心して」参加できるイベントを計画・運営しています。参加者からは、イベントを通じて「楽しい」と「安心」という声が寄せられ、外出が難しいとされる家庭環境でも、楽しい経験や新しい出会いを提供しています。これにより、家族同士の絆や友人関係を築く機会にもなっており、精神的な支えとなっています。

例えば、ハロウィンやクリスマスコンサートなどのイベントでは、障がいのある子どもたちも年齢相応の特別な体験をすることができます。障がいを抱えるこどもたちが地域社会で元気に過ごせる環境づくりに貢献し、参加者同士が交流することで育まれるコミュニティの重要性が再認識されています。

安全な場を提供する独自の取り組み

COCOLONでは、障がいを理由に家族だけでの外出が難しいとされる課題を解決するため、障がいの有無にかかわらず、誰でも気軽に参加できるよう工夫されています。参加することで、互いの特性を理解し、仲間として成長することができます。特に、似たような悩みや体験を持つ家族同士の出会いは、子育ての課題を共有し、軽減する手助けとなります。

地域における役割の重要性

COCOLONの活動は、地域に暮らす重症心身障がい児とその家族が、より快適で安全な生活を送るための環境作りに寄与しています。また、キッズデザイン賞の受賞は、その活動の正当性と社会的ニーズの高まりを示しています。重症心身障がい児とその家庭が安心して暮らせることは、社会全体にとっても有意義であり、地域の支援ネットワークをさらに拡大することで、より多くの家庭が助かると考えています。

まとめ

COCOLONがキッズデザイン賞を受賞したことで、重症心身障がい児やそのご家族への関心が集まり、さらなる社会参加が促されることを期待しています。今後もCOCOLONは、誰もが安心して楽しめるイベントの提供を続けていくことで、地域社会の生活向上に貢献していくことでしょう。詳細は公式ウェブサイトでもご覧いただけます。