アートの未来を探る
2025-11-11 12:08:24

京都芸術大学と東北芸術工科大学の未来を描く展覧会「DOUBLE ANNUAL2026」開催へ

未来への旅路を描く若きアーティスト達



京都芸術大学と東北芸術工科大学が共同で開催する学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2026」が、2026年の2月に国立新美術館で行われる。この展覧会に向けたプレビューとなる展示が、2025年11月から12月にかけて京都市と山形市で実施される。

展覧会の概要と意義



本展のテーマは「遠くへ旅する者は多くの物語を語ることができる?/Long Ways, Long Lies?」。これは、アートが持つ様々なストーリーの可能性と、学生たちのアート制作を通じて新たな表現を生み出すことを目指す問いかけでもある。特に、今回のプロジェクトでは64組73名の学生から選ばれた11名(組)の代表者による作品が紹介され、展示企画案をそれぞれが考える。

プレビュー展の開催情報



京都芸術大学


  • - 期間: 2025年11月29日(土)~12月10日(水)
  • - 場所: 京都芸術大学 人間館1階 ギャルリ・オーブ
  • - 講評会: 2025年12月5日(金)17:30より、入場無料

東北芸術工科大学


  • - 期間: 2025年12月8日(月)~12月19日(金)
  • - 場所: 東北芸術工科大学 本館7F THE TOP
  • - 講評会: 2025年12月8日(月)17:30より、入場無料

両大学にて開催されるプレビュー展は、入場無料で学生たちの作品にアクセスできる貴重な機会であり、監修者である片岡真実氏による公開講評会も行われる。

新ディレクター体制と教育的意義



2024年度から新たにディレクターとして就任した堤拓也氏(京都芸術大学)と慶野結香氏(東北芸術工科大学)は、学生たちの作品制作をサポートする。特に堤氏は、これまでの経験を活かして参加者とも対話しながら、さらに深みのある展示を目指す。各大学の学生たちは現役のキュレーターから指導を受け、相互に学び合う機会を得ることで、現代のアートに求められる感覚を磨いていく。

アート・プラクティショナーの役割



今回の展覧会においては「アート・プラクティショナー」と呼ばれる立場が重要な役割を果たす。彼らは美術展の制作過程を記録し、作品を世界に発信するための手助けを行う。アート・プラクティショナーは、作品と観客をつなげる架け橋となり、アートに新たな価値を見出す存在となる。

最後に



「DOUBLE ANNUAL2026」は、アートを通じて人生の旅を描き出す学生たちの真摯な努力の成果を垣間見るチャンスだ。学生自身の成長とともに、我々も彼らの挑戦を支えていきたい。本展は、単なる美術展の枠を超え、アートを用いた様々な社会的対話を生む重要な場となるだろう。2026年、東京・国立新美術館での本展に向けて、彼らの物語がどのように紡がれていくのか、今から楽しみだ。


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会社情報

会社名
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
住所
京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
電話番号
075-791-9122

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