OKIのベルリン拠点
2025-06-02 10:27:02

OKIがドイツに最先端の研究開発拠点「OKI Berlin Lab」を設立

OKIがドイツに最先端の研究開発拠点「OKI Berlin Lab」を設立



沖電気工業株式会社(通称:OKI)は、2025年6月1日よりドイツ・ベルリンに新しい研究開発拠点「OKI Berlin Lab」を設立します。この拠点の設立は、OKIの先進的な技術戦略に基づいて、特にフォトニクス技術を世界的な水準へと引き上げることを目的としています。さらに、グローバルな社会実装を進めることで、新たな社会的課題の解決にも寄与する計画です。

フォトニクス技術の強化とEUでの研究連携



「OKI Berlin Lab」の設立は、特にフォトニクス技術が進展しているドイツを中心としたEU内の主要な研究機関との共同研究を促進することにより、技術の強化を図ります。これにより、光ファイバーセンサーや小型レーザー振動計など、OKIが過去に開発してきたエッジデバイスのさらなる高性能化と高機能化の加速が期待されています。

EU内の光技術クラスターやオプトメカトロニクス企業との連携によって、技術的な補完も推進。在宅介護や製造業、インフラ整備などの多様な分野で、社会実装を通じた技術的優位性の確立を目指しています。また、これらの活動を経て得た研究成果は、APAC地域などへ展開し、グローバルなフェースにおける価値を模索します。

ベルリンのインキュベーション施設とショールーム



新たな拠点は、ベルリンに設けられるインキュベーション施設内に位置します。ここには、外部研究機関との共同研究に従事する研究者と、オプトメカトロニクス技術の社会実装をサポートする技術マーケッターが常駐し、ハンズオンでの研究活動が可能です。また、最新技術を展示するショールームも併設され、訪問者にはOKIの先進技術を深く理解してもらうための機会が提供されます。

OKIの技術戦略とグローバル挑戦



2023年11月に発表された新しい「技術戦略」では、社会課題を迅速に解決するためのソリューション基盤として、「エッジプラットフォーム」という技術コンセプトを提唱しました。このコンセプトに基づき、2024年にはシリコンバレーに技術探索のための拠点を設立し、スタートアップとの連携を強化する方針です。

「OKI Berlin Lab」を通じて、EUの傑出した研究機関と連携し、コア技術のより一層の強化を進めます。OKIは、これからも未来を見越した革新技術の深化を目指し、社会実装に向けた挑戦を続けていきます。[

用語解説



  • - オプトメカトロニクス: オプティクス(光学)とメカトロニクス(機械と電子制御の統合)の融合技術で、光を利用した高精度な制御や自動化を可能にする技術です。

これらの取り組みを通じて、OKIはさらなる成長を遂げ、社会の発展に寄与する企業となることを目指しています。興味のある方のために、詳細は公式サイトでご確認ください。


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会社情報

会社名
沖電気工業株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-7-12
電話番号
03-3501-3111

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