PRONIが新たなAI活用の扉を開く
PRONI株式会社が新たに発表した「AI最強ナビ」は、AI導入を検討する企業向けに特化した比較総合ポータルサイトです。このサービスは2025年1月7日に正式リリースされ、企業の生産性向上と競争力強化を目指しています。
AI導入の現状
日本におけるAI導入率は、管理職で31%、従業員レベルでわずか16%と、他国に比べて依然として遅れています。アメリカでは管理職の56%、従業員では43%がAIを積極的に使っていることからも、その差は一目瞭然です。これにより、日本経済には年間約8.8兆円の生産性損失が生じています。この現状に対し、PRONIは「AI導入の迷いをゼロにする」ことが企業の生き残りに繋がると訴えています。
「AI最強ナビ」の機能と特徴
「AI最強ナビ」は、150以上のAIサービスを網羅したデータベースを基に、ユーザーが直感的に選べるような比較環境を提供します。以下のような機能が特徴です。
1.
多様なAIサービスの提供
チャットボット、AIライティングツール、AI-OCR、RPAといった4つのカテゴリに対応し、企業が直面する課題に応じて最適なサービスを選択できます。
2.
見える化機能
価格や機能を明確に一覧化し、比較を容易にします。これにより決定の迅速化が図れます。
3.
無料のコンシェルジュサポート
AI導入に不安を持つ企業に対して、経験豊富なコンサルタントが個別相談のサポートを提供します。最大6つの候補から最適なプランを厳選し、選定ミスを未然に防ぎます。
4.
近日実装の比較表機能
各サービスの機能や価格を比較可能な表を近日中に実装予定です。この機能により、選定の失敗を限りなくゼロにすることが可能になります。
AI導入の意義と必要性
紺野秀雅氏(サイト責任者)は、「AI導入は生き残るための一手であり、企業が競争から取り残される危機に直面している」と強調しています。日本におけるAI活用が低水準である現状を打破し、企業の生産性向上のチャンスを掴むためには、「AIを導入したくても選べない」という課題を解消することが必要です。
「AI最強ナビ」は、こうした企業のニーズに応えるために作られ、導入のハードルを下げ、より多くの企業がAIサービスを享受できる基盤をつくることを目指しています。このプラットフォームは、潜在的な顧客とAIサービス提供企業を結びつける役割も果たします。
PRONIの企業理念
PRONIは、「中小企業の挑戦を支援し、日本経済の再成長に貢献する」という理念のもと、受発注企業の適切なマッチングを図る事業を展開しています。そのなかで、企業間取引の利便性を向上させることを目標とし、今後もAIの健全な普及と利用を進めることに力を入れています。PRONIは、AI導入を恐れず、全ての企業が自信を持って新しい技術を取り入れられるよう尽力しています。
AIはもはや大企業だけのものではありません。特に、中小企業が労働力不足や効率化を求められる今、AIがもたらす恩恵は計り知れません。「AI最強ナビ」を通じて、PRONIはすべての企業が持つポテンシャルを最大限に引き出し、日本経済の未来を共に創っていくことを目指しています。