アール・ブリュット展
2024-08-28 20:14:26

アール・ブリュット2024巡回展「抽象のラビリンス」開催、都内3会場で夢のアートを体感

アール・ブリュット2024巡回展「抽象のラビリンス ―夢みる色と形―」



東京都渋谷公園通りギャラリーでは、アール・ブリュット2024巡回展「抽象のラビリンス ―夢みる色と形―」が、2024年9月28日から12月22日までの期間、そしてその後も東京都内の2会場で開催されます。この展覧会は、アール・ブリュットの作品に内在するユニークな表現を通じて、多くの人々に新たな視点を提供する素晴らしい機会です。

アール・ブリュットとは、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェが提唱した言葉で、特に専門的な美術教育を受けていない人々によって創作されたアートを指します。今回の展覧会では、日本のアーティスト7人による彼ら自身の感性で描かれた自由な作品が展示され、観客は夢の世界への旅に誘われます。

展覧会の構成と参加アーティスト



展覧会は、東京都渋谷公園通りギャラリーを皮切りに、かつしかシンフォニーヒルズ(三が月の期間)と三鷹市芸術文化センターで、順次開催されます。特に今回の展覧会は、国際的なアール・ブリュットの研究家であるエドワード・M・ゴメズ氏がゲスト・キュレーターとして参加し、抽象表現の魅力を深く掘り下げます。

出展アーティストは、以下の通りです:
  • - 伊藤 駿:木炭を用いて動物や楽器を描き出し、躍動感あふれる作品を展開。
  • - ガタロ:掃除道具の美しさに目を留め、クレヨンで独自の世界を創出。
  • - 柴田鋭一:せっけんをテーマにした独特なアートを通して新たな感覚を表現。
  • - 對馬考哉:内面と向き合いながら、様々な技法を駆使した作品を展開。
  • - 土橋美穂:自然豊かな環境での創作活動を通じた多様な表現。
  • - 松井瑛美:日常の題材を切り取り、自由な色彩で描かれた作品。
  • - 箭内裕樹:筆による楽しい創作と、音楽のリズムを取り入れた大胆な線の作品。

夢の中のアート



この展覧会のテーマである「夢」という概念は、私たち人間の根底にある神秘的な要素と深く結びついています。抽象作品はしばしば、私たちの理解を超えた感情や思考を映し出します。観覧者は、まるで夢の迷宮を彷徨うかのように、作品の前で思索にふけることでしょう。それぞれのアーティストが描く情景は、観る者に異なるストーリーを語りかけ、心に残る印象を与えます。

イベントと体験



展覧会期間中には、無料の音声ガイドも用意され、人気声優の早見沙織さんがナビゲーターを務めます。イベントとしては、オープニングギャラリーツアーや造形ワークショップ、トークイベントなどが企画されており、参加者はアール・ブリュットの魅力をより深く体感できます。

まとめ



アール・ブリュット2024巡回展「抽象のラビリンス」は、東京を拠点に様々なアートの形を通じて、夢の世界を体験できる特別なイベントです。都内3ヶ所で開催されるこの展覧会で、あなたも独自の視点を見つけてみませんか。詳細は公式サイトでご確認ください。https://inclusion-art.jp/s/labyrinths/


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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