イエローハットの快進撃
2018-08-06 16:00:05
イエローハット、時代に即した柔軟なサービスで810店舗達成!
イエローハットが810店舗を突破
カー用品業界の縮小が続く中、イエローハットが国内810店舗を達成したことは、同社にとって大きな喜びです。最近開催された式典では、代表取締役社長の堀江康生氏が日本経済の景気回復とは裏腹に、カー用品市場の厳しさを語りつつ、810店舗突破を嬉しく思うと述べました。
店舗数が増加した理由
イエローハットは、その成長を時代に即した商品とサービスの提供、そしてM&A戦略に起因しています。1961年に設立されたローヤルの後、1975年に直営のイエローハット宇都宮南店をオープン。その後、急速に店舗数を増やし、2011年には500店舗、2014年には600店舗、そして2018年には700店舗。さらに、2018年7月には810店舗を迎え、特にこの10年で店舗数が約2倍に急増しました。
これを支えたのは、オートバイ用品専門店「2りんかん」や、新車・中古バイク販売の「SOX」の株式取得を含むM&A戦略です。消費者ニーズの変化にも迅速に対応し、商品ラインナップを消耗品にシフトさせ、メンテナンス需要に応える体制を整えました。
未来への挑戦
今後、カー用品業界はさらに厳しい挑戦に直面すると予測されています。自家用車の増加にも関わらず、若者の車離れやカーシェアリングの普及などによって、業界全体が縮小していく傾向が見込まれる中、イエローハットは積極的な取り組みを続けています。売り上げの増加だけでなく、顧客ニーズの把握とその変化に即した商品やサービスを提供することで、ブランドイメージを強化します。「車のことで困ったらイエローハット」と思い起こしてもらうために、店舗での顧客とのコミュニケーションをさらに向上させることで差別化を図っています。
特別イベントの開催
式典には、イエローハットがスポンサードしている鹿島アントラーズFCの元選手である秋田豊氏も出席し、810の番号が入ったユニホームを贈呈しました。また、開催期間中には「ハットの日 スペシャル感謝セール」を実施し、タイヤやオイル購入者には特別なキャッシュバックやプレゼントが提供されます。こうしたイベントも、ファンや顧客との絆を深める機会となっています。
今後の進展に期待
イエローハットは、経済や業界の変化に柔軟に応じながら、さらなる成長を目指すでしょう。顧客のニーズを第一に考え、時代に即したサービスと商品を提供し続けることが、同社の成功の鍵となります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社イエローハット
- 住所
- 東京都千代田区岩本町1-7-4イエローハット本社ビル
- 電話番号
-
03-6866-1680