アイスリーデザイン、マクロミルのデザインシステム構築を支援しUI/UXの向上を実現

アイスリーデザインがマクロミルのデザインシステム構築をサポート

株式会社アイスリーデザインは、国内のオンラインリサーチ大手である株式会社マクロミルのプロダクト開発においてデザインシステムの構築を支援しました。

マクロミルの課題とは？

マクロミルは設立から25周年を迎え、プロダクト数が増える中で、UIの一貫性を維持するという課題に直面していました。特に、各事業部が独自でデザインコンペを行うことで、複数の製品のUIや操作が異なり、ユーザーはそれぞれの製品に特有の操作方法を学ぶ必要がありました。これにより、学習コストが増加し、運用負担となっていました。

また、個別に構築されたシステムとデザインが複雑化し、管理コストも高騰。デザインガバナンスの不足も問題で、プロジェクトごとにデザイン品質がバラついていました。

解決策：デザインシステムの導入

アイスリーデザインは、マクロミルのデザイン原則やビジュアルテーマの見直しから、Figmaを用いたコンポーネントライブラリの構築まで、全面的に協力しました。このプロジェクトの最も重要なポイントは、デザインシステムを単に構築するだけでなく、その運用と改善を重視したことです。これにより、顧客体験の質と開発効率の向上が実現されました。

UI・UXの統一による利点

コンポーネント化されたデザインライブラリにより、各製品のUI・UXが一貫したものとなりました。これに伴い、開発チームはコードライブラリと連携させることで、迅速かつ高品質なプロダクト開発が可能となりました。

システム運用の効率化

また、プラットフォームの刷新に合わせてデザインシステムを導入することで、システム全体の管理負担が軽減され、運用コストの削減にも寄与しました。

デザインガバナンスの強化

しかも、アイスリーデザインは、ワークショップを通じてステークホルダーや経営陣を巻き込み、合意形成を図りました。これにより、社内外の調整もスムーズに進み、誰もが納得できるデザインシステムの構築が進みました。

マクロミルの背景

マクロミルは、国内オンラインリサーチ業界において圧倒的なシェアを持つ企業です。90を超える国と地域で1.3億人を対象にしたリサーチが行えるネットワークを備えています。リサーチデータは、クライアントのマーケティング課題の解決に貢献しています。

会社名：株式会社マクロミル
代表者：代表執行役社長佐々木徹
本社所在地：東京都港区港南2-16-1
設立年：2000年
事業内容：マーケティングリサーチ
売上高：438億6100万円（2024年6月期）

アイスリーデザインの特徴

一方、アイスリーデザインは、UI/UXデザインやクラウドネイティブ開発に特化した企業です。最新の技術と開発手法に精通し、クライアントのデジタルシフトに寄与しています。
会社名：株式会社アイスリーデザイン
設立：2006年7月26日
代表者：芝陽一郎
所在地：東京都港区赤坂八丁目1番22号

このプロジェクトを通して、アイスリーデザインはマクロミルのデザインや開発プロセスの質を大きく向上させ、業界全体に貢献する重要な役割を果たしました。