テックプレッソ、SecureNaviによる認証取得を支援
テックプレッソ株式会社(以下、テックプレッソ)は、ITインフラの開発と運営を手掛け、特にB2B分野で成長を続ける企業です。主力サービスである『PRESSO SERVER(プレッソサーバ)』は、エンタープライズ企業や自治体向けに高いセキュリティ基準を求められ、他のレンタルサーバーサービスと一線を画しています。
2021年には、SecureNaviを活用してISMS認証(ISO/IEC 27001)を取得しましたが、2025年には新たにISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)も取得する見込みです。これにより、同社は競合との差別化を図るとともに、顧客の高度な要件に応じたサポートを強化しています。
ISMSクラウドセキュリティ認証取得の背景
テックプレッソの代表取締役CTOである坂之上氏は、ISMSクラウドセキュリティ認証承認を取得した背景について次のように述べています。「『PRESSO SERVER』は、特にセキュリティに敏感な顧客に向けたサービスです。顧客からの要望は年々高まっており、我々はこれに応えることが求められています。」
さらに、坂之上氏は「ISMS認証は、お客様に安心感を提供します。この『お墨付き』が競合優位性につながると考えました」と語っています。
SecureNaviの活用理由
テックプレッソは、SecureNaviを選んだ理由について、実務上の課題を挙げ、外部依存を減らし、自社内部での管理を強化したいという意図があったと明かしました。「私が立ち上げた以前の経験から、コンサルタントに頼りすぎることに不安を感じていました」と坂之上氏は語ります。彼は、自社でリスク管理や社内ルールを確立することが重要であると認識し、SecureNaviを導入した結果、情報資産やリスクアセスメントなどの管理が一元化でき、効率が飛躍的に向上したと述べています。
カスタマーサクセスチームからの支援
坂之上氏は、SecureNaviのカスタマーサクセス(CS)チームから多くの助けを受けたと語ります。「特に、ISMSクラウドセキュリティ認証の取得に際して求められる具体的な管理策を理解する際に、CSチームのサポートが大きな意味を持ちました。」彼は、具体的な事例をもとにしたアドバイスを得られたことで、スムーズにプロセスを進められたことを強調しました。
テックプレッソの将来
テックプレッソは、今後も技術力を駆使し、さらなるセキュリティ強化を進める意向です。同社は、岐阜県を拠点にし、クラウドホスティングやサーバー保守など幅広いサービスを展開しています。ISMS・Pマークオートメーションツール「SecureNavi」は、組織の情報セキュリティ向上を支援するプラットフォームとして、ますます注目を集めています。
テックプレッソの取り組みは、企業が自社のナレッジを活かしたセキュリティ構築の重要性を再認識させてくれるものです。SecureNaviの有効活用が、これからのITインフラビジネスの新たな基準となることは間違いありません。
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