日本初の「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバルin 境港」が開催!
2024年11月16日、鳥取県境港市にて「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバル」が開催される。このイベントは、全国の大学生や専門学校生が集まり、地域の環境保全活動を通じて足を運ぶ機会となる。主催は一般社団法人EDA(環境育成協会)で、開催場所は境港公共マリーナ近くの砂浜だ。このフェスティバルは、日本初の試みとして知られ、環境問題に対する意識を高めるだけでなく、地域の魅力も再発見する場となることを目指している。
開催日時と参加対象
イベントは2024年11月16日(土)を予定しており、悪天候の場合は予備日として11月23日も設定されている。参加資格は全国の大学や専門学校の生徒で、参加者は3人1組で応募する形となっている。応募者が多い場合は選抜試験が行われ、優秀な成績を収めたチームには交通費の補助も支給される予定だ。
参加者たちは、境港市内を観光しつつ美保湾展望台までのゴミ拾い活動に挑戦。地域の市民と触れ合いながらゴミ拾いを行い、ただの清掃活動ではなく、地域との結びつきを強めることを目的としている。競技としての要素も取り入れられ、環境についての理解やSDGsに関する問題も交えた選抜試験を経て参加者は選ばれる。
境港市の魅力
境港市は、日本海に面し豊かな自然に恵まれた港町で、日本を代表する漫画家・水木しげるのゆかりの地でもある。市内には水木しげるをテーマにした「水木しげるロード」があり、多数の観光客が訪れる。特に水木しげるさんとその妻を題材にしたNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放送された2010年には、近隣地域に372万人以上の観光客が集まり、市の認知度は高まった。
また、境漁港は新鮮な魚介類が水揚げされるエリアとして知られ、特にベニズワイガニの水揚げ量は国内トップを誇る。このような背景のもと、学生たちが環境保全活動に取り組むことで、地域の食文化や風習についても理解を深める機会が設けられている。
ゴミ拾いイベントの特異性
本イベントは、一般的なゴミ拾いとは一線を画し、競技性を取り入れているのが特徴だ。参加者たちは、環境意識やSDGsに対する知識を競い合い、上位の評価を獲得したチームは閉会式で表彰される。競技の要素を持つイベントは、参加者にとっても刺激的な体験となるだろう。
このイベントを通じて、全国の学生が環境保全に対する理解を深め、地域の人々と絆を結ぶことが期待されている。今後も毎年の開催を目指し、地域との連携を促進していく方針だ。
今後の応募については、公式ページで詳細が発表されるので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。これにより、新たな地域活性化と環境保全の形が創出されることを期待している。
公式HPへのアクセスも忘れずに!