厚木に物流拠点誕生
2025-05-08 13:34:11

神奈川県厚木市で新しい物流拠点「OAK LOGISTICS CENTER厚木」が着工

大林組が新たに物流施設を開発



株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)が、神奈川県厚木市にて新たな物流拠点「OAK LOGISTICS CENTER厚木」の建設に本格的に着手しました。このプロジェクトは、大林組が手がける物流施設としては13件目となります。

優れた立地条件



「OAK LOGISTICS CENTER厚木」は、圏央道の「相模原愛川インターチェンジ(IC)」から約3.8km、そして「圏央厚木インターチェンジ(IC)」から約5.3kmという立地に建設されます。この絶妙な位置は、首都圏へのスムーズな配送に加え、圏央道を経由することで東名高速道路や中央自動車道へのアクセスも容易になります。これにより、関東全体のみならず、西日本までの広域なお届けが可能になるでしょう。

この物流センターは、周辺に飲料や食品、自動車部品関連の工場が集中しており、3PL(第三者物流)企業も点在しています。この環境は、テナント企業のサプライチェーンを効率化し、円滑な物流環境を提供することが期待されています。

施設の特徴



本施設は地上4階建てで、スロープ方式を採用しています。1階には低床バースを44台分備え、最大床荷重は3.0t/m2。さらに、2~4階では2.5tカウンターフォークリフトが利用可能な設計とされており、重量物の取り扱いにも柔軟に対応可能です。最小区画は約1,340坪から始まり、最大で7テナントが入居できる設計となっています。

環境への配慮



大林組は「Obayashi Sustainability Vision 2050」という長期ビジョンを掲げ、脱炭素社会の実現に向けた施策を推進しています。「OAK LOGISTICS CENTER厚木」においても、その理念を反映させています。屋上には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを利用してテナント企業の環境負荷を減少させる取り組みが進められます。また、構造部分には大林組が開発した低炭素型コンクリート「クリーンクリート®」を使用する計画です。

これらの取り組みにより、建設と運用の両フェーズにおいて環境への配慮ががなされ、CASBEEやBELSなどの環境認証の取得も目指しています。

結論



大林組の「OAK LOGISTICS CENTER」シリーズの開発は、企業のサプライチェーンの効率化に貢献し、同時に企業価値の向上を目指しています。物流施設「OAK LOGISTICS CENTER厚木」が地域に与えるインパクトと、進化し続ける物流環境への貢献が今後非常に期待されます。竣工予定日は2026年12月で、物流の新たな一歩を踏み出す事業に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社大林組
住所
東京都港区港南2-15-2品川インターシティB棟
電話番号

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