令和8年度 主要事業の調整状況がまとまりました
このたび、尼崎市は令和8年度に着手する新規事業や、既存事業の改善・見直しについての調整状況をまとめました。この内容は市民の皆様に対して透明性をもって公表され、意見を募集します。予算編成過程の見える化に向けて取り組んでいる市では、事業の概要だけでなく、それに付随する要求額と査定額の比較も可能です。
主な取り組み
令和8年度の予算編成にあたっては、以下の5項目が特に重視されることとなりました。
1.
安心して働き、子育てができる環境づくり - 子どもの育ちを支援する施策の充実
2.
良好な住環境形成 - まちの価値を高めるためのエリアブランディング
3.
地域経済活性化 - 市内事業者の挑戦を支援し、多様な人材が活躍できる場の提供
4.
包摂的な社会づくり - 誰もが安心して暮らせる社会の基盤強化
5.
共創DXの推進 - 市民の利便性や満足度を高める施策
調整結果の詳細
県内の各局から提案された主要事業の調整結果は次のとおりです。
- - 実施予定: 60件
- - 一部実施: 5件
- - 調整中: 7件
- - 継続検討: 16件
- - 実施見送り: 1件
事業費としては、新たに約8.4億円が必要とされ、一般財源としては約6.1億円の配分が見込まれています。その一方で、事業の見直しや市債発行の抑制に伴い、歳出が約2.1億円減少するという効率化も図られています。
意見募集の詳細
市では市民の皆様からの意見を募集しています。募集期間は令和7年12月19日から令和8年1月8日までの間です。意見の提出方法は市ホームページに正式に掲載され、また以下の場所でも閲覧可能です:
- - 市役所本庁舎(政策推進課)
- - 市政情報センター
- - 各地域振興センター
- - 阪神尼崎サービスセンター
- - JR尼崎サービスセンター、ほか
市民の意見が反映されることにより、より良い施策の実現が期待されます。ニーズに合った事業が進むことで、尼崎市のさらなる発展につながることを目指して、市民の声を大切にしていく方針です。今後の展開に注目が集まります。