一般社団法人Z世代が若者向けの新たな取り組みを開始

次世代の声を届ける「一般社団法人Z世代」の設立

近年、社会的に影響力を発揮し始めている「Z世代」。この世代は1990年代中盤から2000年代の終わりまでに生まれた人々のことを指し、デジタルネイティブである彼らは、SNSをはじめとする様々なコミュニケーション手段を駆使し、リアルタイムで世界の情報にアクセスしています。そんなZ世代が、2023年に設立した「一般社団法人Z世代」が本格始動しました。

この法人は、Z世代を代表する経営者たちが集まり、「自分らしさ」をテーマにした活動を展開するために設立されました。彼らは、世代特有の価値観や行動がまだ十分に理解されていないと感じており、その声を社会に発信する場を提供することを目指しています。

Z世代の価値観とは？

Z世代は、テクノロジーの急速な進化とともに育った世代です。SNSが主なコミュニケーションツールであり、地球の裏側で起こっている出来事も瞬時に知ることができます。そのため、彼らは多様性や個性を重視し、従来の価値観とは異なる視点を持っています。これらの特性が、次世代のビジネスや文化を形成する要素となるでしょう。

一般社団法人Z世代は、これらの特異性を踏まえ、Z世代の意見を社会全体に発信し、同世代同士の繋がりを深めることに力を入れています。

メンバーと彼らのビジョン

この法人には、さまざまな分野で活躍するメンバーがいます。例えば、株式会社『僕と私と株式会社』の代表である今瀧健登氏は、SNSを通じた新たな顧客獲得に向けた戦略を得意とし、Z世代に特化したプロジェクトを手掛けています。また、イチミ株式会社の杉浦日向子氏は、Z世代の採用支援を行い、LOGZGROUPでの経験を生かして事業を展開しています。

他にも、AI系ベンチャーのNext Paradigmを立ち上げた大浴拓也氏や、国際的なスポーツトレーナー活動をしている笛田翼氏など、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが揃っています。彼らの共同のビジョンは、日本におけるZ世代の「ニューノーマル」を創り出すことにあります。

具体的な活動内容

一般社団法人Z世代では、今後さまざまなプロジェクトやイベントを通じて、Z世代の価値観を社会に広めていく予定です。彼らは、ただのコミュニティを超えて、次世代のリーダーとしての役割を果たすことを目指し、他の世代との橋渡し役を務める意義を強く感じています。

今後の活動は、公式ホームページを通じて進捗が発表されるとのこと。さらに、同世代の意見をより多く取り入れるための対話の場も設けていく予定です。