物流業界に新たな風を吹き込む
佐川グローバルロジスティクス株式会社(以下SGL)は、ヘルスケア分野における物流効率化をご提案するべく、最新のマテリアルハンドリング(マテハン)を導入しました。この取り組みは、福岡営業所内で行われており、特にキューサイ株式会社との協力によって実現しました。
物流現場の革新
SGLは、福岡営業所でPaLS(Packing and Labeling System)と呼ばれる自動封函機と送状貼付機、そしてマルチフリクションフィーダーを導入しました。これにより、これまで人力で行われていた業務が自動化されることになり、操作のスピードと精度が大幅に向上しました。具体的には、チラシの投入、梱包、送り状の貼付といった作業が自動化され、作業の省人化効果は約37%を実現しています。
以下は、今回導入したシステムの主な特徴です。
- - PaLS: 自動封函機と送状貼付機を統合。迅速かつ正確な処理を実現。
- - マルチフリクションフィーダー: 多様な商品を効率的に扱うことが可能。
これらのマテハン技術の導入によって、処理能力は従来の6倍に達し、生産性の大幅な向上が期待されています。この結果、キューサイ株式会社が運営するECサイトにおける注文から配送までのリードタイムも短縮され、顧客満足度の向上に寄与しています。
物流業界の課題解決に向けて
昨今の物流業界は、慢性的な人手不足や変化する市場のニーズに対応するための効率化が求められています。SGLは、このような課題に対処するため、ただ自動化を進めるだけでなく、顧客のニーズに合わせた新たなソリューションの提供を視野に入れています。
SGLでは、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、さまざまなロボティクスの導入を進めるとともに、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。これにより、顧客の経営課題を物流を通じて最適に解決することができると自負しています。
もっと知りたい人へ
今回のマテハン導入の詳細については、SGLの公式YouTubeチャンネルで動画が公開されているので、ぜひチェックしてみてください。技術の実際の動きや効果を視覚的に理解することができるでしょう。
動画はこちら
このように、佐川グローバルロジスティクスは日本の物流業界に新たな革新をもたらし、ヘルスケア分野においてもその存在感を高めつつあります。これからの展開にも注目です。