能登復興ローカルシフトアカデミー2025の開講
2024年1月に発生した能登半島地震や、その後の奥能登豪雨の影響で、大きな被害を受けた能登町。その復興を目指す新たな取り組みが、10月より「能登復興ローカルシフトアカデミー2025」としてスタートします。このアカデミーは、復興に向けた持続可能な地域づくりに貢献したいと考える人々を対象に、実践的な学びの場を提供します。
地域と共に歩む実践型プログラムです
「能登復興ローカルシフトアカデミー」は、オンライン講座や現地でのフィールドワークを通じて受講生と能登地域とのつながりを深めることを目的としています。過去の「能登ローカルシフトアカデミー」との連携を通じ、全国から集まった参加者が移住を促進し、地域に新たな価値をもたらしてきた実績があります。しかし、最近の自然災害によって、能登町はさらなる支援を必要としています。これに対するアプローチは単発的なものではなく、長期間にわたって地域に関与する人々の存在が求められています。
誰にでもできる一歩を踏み出すために
自分が復興に貢献できるかどうか不安に思っている方も、安心して参加できるプログラムです。自らの強みを活かし、仲間と共に地域への想いを形にする方法を学ぶことができ、共に復興の道を歩むことが期待されます。受講中には、GALLUP認定ストレングスコーチのサポートを受けながら、各自の想いや関心をさらに深めていきます。
講師陣による実践的な教育
アカデミーの講師陣には、震災後の復興に力を注いできた専門家たちが揃っています。代表の岩佐大輝氏は、故郷の復興を目的に会社を設立し、地域を象徴するイチゴブランドを生み出しました。また、TURNSプロデューサーの堀口正裕氏や、民泊宿のオーナーである畑愛美氏など、実践的な経験を持つ講師たちが、受講生への指導にあたります。
プログラムの詳細
- - 日程: 2025年10月6日から2026年1月18日
- - 形式: オンラインおよび現地フィールドワーク
- - 定員: 20名(選考あり)
- - 参加費: 無料(ただし、フィールドワークにかかる旅費・宿泊費は自己負担)
募集期間
- - 一次募集: 2025年8月1日から8月24日まで
- - 二次募集: 2025年8月25日から9月15日まで
また、アカデミー開講を記念して、東京や金沢で開催される3回のイベントも準備されており、興味のある方は気軽に参加が可能です。これらのイベントは、アカデミーの内容や能登町の現状を理解するための貴重な機会となります。
参加の意義
「自分には何ができるのか分からない」と不安を抱く方でも、その気持ちがあれば十分です。特別なスキルは不要で、ただ、能登の未来に貢献したいという意志が求められています。このプログラムを通じて、自らの「支援」から「共に創る」関係へと進化させることが可能です。
あなたの小さな一歩が、能登地域にとっての希望に繋がることを信じています。能登の未来を共に築くため、興味のある方はぜひ参加をご検討ください。