大和総研が発表した新サービス「ハービット」と「ハービットビュー」
株式会社大和総研が、2025年10月から従業員の健康促進を目的とした新たなサービス「ハービット」を提供し、2026年1月からは企業向けのAI分析支援サービス「ハービットビュー」を始めることが発表されました。これにより、健康経営と人的資本経営の取り組みが一層進展することが期待されています。
健康経営の重要性
現在、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少課題が企業にとって重要な問題となっています。この社会背景を受けて、多くの企業が人的資本経営という新たな経営スタイルを採用し始めています。人的資本を大切な資源として捉え、これに投資することで、従業員の価値を引き出し、企業全体の生産性を向上させることが求められています。
大和総研は、約450の健康保険組合と700万人以上の健康データを扱う中で、業界でトップシェアを誇ります。今回の新ソリューションでは、従業員の健康を企業の人的資本の基盤と位置づけ、その価値を最大化することを目指しています。
「ハービット」の特長
「ハービット」は、利用者が1つのIDで厳選された多様な健康アプリやサービスを利用できるウェルビーイングプラットフォームです。ここでは、アプリやサービスの利用データに加えて、健康診断結果などの個人データを連携することで、各利用者の健康状態や生活習慣の改善状況を可視化できます。この機能により、従業員は自分自身の健康管理を自主的に行うことが可能となります。
「ハービットビュー」の役割
一方、「ハービットビュー」は、企業向けに設計されたウェルビーイングダッシュボードです。AIを駆使して、健康アプリの利用度や健康経営®の実践状況を分析し、企業の健康施策の効果を検証するためのツールとなります。現在、産業医科大学と連携し、健康状態と生産性の関連を定量的に示す指標の開発が進められています。
企業の未来に向けて
「ハービット」と「ハービットビュー」を併用することで、企業は健康経営優良法人の認定を取得したり、人的資本経営におけるPDCAサイクルの効果的な運用が行えるようになります。
大和総研は、これからも最先端のAI技術を活用し、企業経営者の健康経営や人的資本経営を支援していく方針です。この取り組みを通じて、企業の価値向上に貢献することを目指しています。
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