抗疲労と抗老化
2024-12-25 11:26:46

「抗疲労∞抗老化」セミナーで学ぶ健康寿命延伸の秘訣

「抗疲労∞抗老化」セミナー開催



2024年12月12日、一般社団法人ウェルネス総合研究所が主催する「抗疲労∞抗老化啓発プロジェクト」の発足セミナーが開催されました。本セミナーでは、疲労と老化に関する最新の研究や知識の共有が行われ、これからの健康維持に向けた貴重な情報が発信されました。

疲労と老化の深い関係



基調講演を行ったのは、疲労研究の第一人者、渡辺恭良先生です。彼は、日本における主観的健康度がOECD諸国の中でも最下位になる理由を説明し、国民の8割が「疲れている」と感じている現状を紹介しました。また、慢性疲労を感じる人が4割に上るという調査結果を挙げ、疲労状態が健康に与える影響について詳しく解説しました。特に、疲労と老化が密接に関連していることが主なテーマで、「酸化-炎症」と「修復エネルギーの低下」が共通のメカニズムであるとされました。

「疲労と老化をつなぐ炎症のメカニズム」に焦点を当て、特に近年注目されている「脳疲労」にも触れました。情報社会での多大なストレスや睡眠不足が脳疲労を悪化させ、それが健康や老化に影響を及ぼすことが指摘されました。結局、脳の健康を保つためには、生活習慣を見直し、適切な栄養を摂取することが重要であるとのことです。

抗老化のための食事法



次に、満尾正先生が「抗老化を実現する食と栄養」についての講演を行いました。彼は長寿の秘訣として、日常的に取り入れるべき食品について語りました。特に日本では、食生活が健康寿命に直結しているため、栄養バランスを意識することが重要です。具体的には、発酵食品、抗酸化作用を持つ「レインボーフード」、そして東洋医学に基づく栄養素として「GGOBE」を推奨しました。これらのバランスの取れた食事が老化の進行を遅らせ、健康を維持する鍵であると彼は述べました。

SACの可能性



最後に、小菅康弘先生による「SAC(S-アリルシステイン)の研究動向とその可能性」というテーマの講演がありました。彼は、にんにくに含まれる成分であるSACが脳疲労軽減に寄与する可能性について言及しました。SACの抗酸化作用が、酸化ストレスや慢性炎症の軽減に関連するとされ、研究の進展が期待されます。特に、慢性疲労状態にある人々にとって、SACが有用なサポートとなる可能性が示唆されました。

プロジェクトの意図



「抗疲労∞抗老化」啓発プロジェクトは、生活習慣と疲労、老化の関係を理解し、より良い健康状態を追求するためのものです。これらの知識を広め、社会全体が健康へ向かう手助けを目指しています。

このセミナーを通じて、参加者は疲れない体、老けない体を実現するための一歩を踏み出すことができました。今後もウェルネス総合研究所は、最新の研究成果を基に健康情報を発信し続けます。


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会社情報

会社名
一般社団法人ウェルネス総合研究所
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-1パークアベニュー
電話番号
03-5786-6006

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