千葉県立美術館、50周年を祝う特別展「美術館100選」を開催！

千葉県立美術館第50回記念コレクション展

千葉県立美術館が2024年10月に開館50周年を迎えるにあたり、特別展「千葉県立美術館100選」を開催します。この展覧会では、過去50年間にわたって蓄積された蔵書の中から、学芸員が厳選した100作品を一堂に展示し、訪れる人々に美術館の魅力を再発見してもらう機会を提供します。

展覧会の概要

この特別展は、2024年1月28日から4月13日までの間、千葉県立美術館で開催されます。展示内容は、国内外の著名な作家による日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画といった6つの分野に及び、それぞれの作品には独自の物語が宿っています。

特に、幕末から明治にかけて活躍した佐倉藩邸出身の浅井忠、現代人気の工芸家香取秀真、印象派の巨匠ルノワール、そして漫画界で名を馳せる江口寿史の作品も数多く紹介されます。これらの作品は、ジャンルや制作年代による多様性だけでなく、それぞれの作品がどのように美術館の収蔵品として選定されたのか、その経緯にも注目が集まっています。

みどころ

選りすぐった100点の名作は、県内外で名高い作家たちによる作品が中心です。例えば、浅井忠の油彩画《フォンテンブローの夕景》や、ルノワールの《少女像》、香取秀真の工芸品《鳩香炉》など、ジャンルを超えた作品が揃っています。これらの名作を通じて、千葉県立美術館の特色と魅力に触れることができるのです。

コレクション図録の販売

同展覧会に出品される作品の詳細を解説した図録も販売される予定です。「開館50周年記念千葉県立美術館コレクション100選」では、全作品がカラー図版で紹介され、学芸員による解説も含まれています。この機会に自宅でアートを楽しむ一冊として、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。販売価格は税込3,000円です。