データ活用の新時代が幕を開ける
最近、企業の意思決定においてデータの重要性が増しており、その中でデータサイエンティストのニーズも高まっています。しかし、高度な専門知識を要するデータ分析は決して簡単ではなく、その結果、データサイエンティストが不足している現状もあります。こうした課題に立ち向かうべく、日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は、世界的なデータサイエンスおよびAIプラットフォームのリーダーであるDataikuとリセラー契約を締結しました。
NI+Cの新たなサービス提供
この提携を通じて、NI+CはDataikuのユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」を販売し、同社が持つ豊富なデータ分析知識をもとに、独自のサービスを提供していきます。このサービスは、企業がデータをより効率的に活用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるためのサポートを目的としています。
「Dataiku」は、データの準備からアナリティクス、機械学習モデルの構築、AIエージェントの開発と運用、さらにはデータガバナンスまでを一つのプラットフォームで実現します。UIが直感的で、コーディングスキルが無いビジネスユーザーでも容易に利用できるため、データサイエンティストはより高度で複雑な業務に注力できるようになります。これによって、企業全体のデータリテラシーが向上し、迅速な意思決定が促進されます。
NI+Cの具体的なサポート例
NI+Cが提供するサービスは、シナリオ別のデモンストレーション、無償トレーニング、概念実証(PoC)サービス、そしてお客様のニーズに応じた活用シナリオの検討支援など、多岐にわたります。特に注目すべきは、導入前の相談から運用に至るまでの手厚いサポートです。これにより、お客様はデータ分析業務を円滑に定着させることが可能になります。
企業の未来に向けた一歩
日本情報通信株式会社は1985年に設立され、2025年には創立40周年を迎えます。同社はNTTと日本IBMの合弁により生まれ、以来、システム開発や基盤構築、クラウド対応、データ統合、AI分析、EDIサービス、セキュリティ、ネットワークサービスなどをトータルに提供してきました。顧客の経営課題を解決するため、「おもひをITでカタチに」というスローガンのもとで真のベストパートナーを目指しています。
この新たな提携が、データを活用したビジネスの可能性をさらに広げ、企業の成長を支える原動力となることを期待します。