県立広島大学と宮城大学が包括的連携協力の協定を締結
今般、県立広島大学と宮城大学との間で公式な連携協力に関する協定が締結されることとなり、その調印式が令和6年12月6日(金)14時30分から、広島市の県立広島大学広島キャンパス1212会議室で行われます。
2つの大学が連携する理由
県立広島大学と宮城大学はそれぞれ異なる地域の公立大学として、単独では実現が難しい教育、研究、地域貢献活動において協力していくことが目的とされています。この協定により、両大学は各自の持つ強みや特色を最大限に活用し、地域に根ざした教育活動を展開していきます。
協力の具体的な内容
連携協定には、以下のような具体的な連携事項が示されています:
1. 教育の質を向上させる取り組み
2. 教職員による学術研究の促進
3. 教職員の資質を高める研修
4. 地域社会を担う人材の育成
5. 地域貢献活動の促進
6. その他、両大学が協議し必要と認めた事項
これらの取り組みは、双方の専門知識や経験を持ち寄ることで、より効果的かつ効率的に進められると期待されています。
実施予定の具体的事業
協定のもとで、いくつかの具体的な事業が既に候補として挙げられています:
- - 広島県学生地域連携活動発表会:令和6年12月7日に開催されるこの発表会に宮城大学が参加予定です。
- - 環境に関する寄附講座:令和7年度に県立広島大学が開講予定の講座で連携が図られます。
- - 単位互換制度:両大学の地域特性を活かした特色ある講義の単位互換制度を導入することも検討されています。
連携の実施体制
この協定に基づく実施体制として、県立広島大学では地域基盤研究機構が、宮城大学では事務局教務課が窓口となります。各事業の実施内容は大学の学長によって任命された担当者が協議し、双方の承認を得た上で推進されます。
取材・報道のお願い
調印式には広島県立大学の学長・森永力氏、宮城大学の学長・佐々木啓一氏が出席します。報道関係者の方々には、取材および報道へのご協力をお願い申し上げます。今後の地域貢献活動への期待が高まる中、両大学の連携により新たな価値が生まれることを期待しています。
お問い合わせ
連携に関する問い合わせは以下までお願いいたします。
- - 広島県公立大学法人 県立広島大学 地域基盤研究機構
TEL:082-251-9534
担当:上水流、島川
TEL:022-377-8202
担当:吉川、菅野
この新たな連携協力が地域に与える影響に、私たちも注目していきたいと思います。