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未来のエンジニアを育成する特別イベント

東京電機大学で現在、小学生向けの実験や工作を通じて、未来のエンジニア育成を目指す体験型公開講座が開かれています。このプログラムは、2023年6月から2024年3月までの長期にわたって開催され、参加対象は小学3年生から6年生まで。特に、様々な工夫を凝らした講座が組まれており、子どもたちは科学の知識を楽しく学べる機会が提供されています。

今後のイベントでは、10月21日(土)に「TDU光学教室」が予定されています。この講座では、カメラの原型とされる「カメラオブスキュラ」を作ることを通じて、カメラの原理や光の不思議について学ぶことができます。実際に手を動かして体験することで、知識をより深く理解できる機会となるでしょう。

実際の講座では、東京電機大学の教員や女子学生団体「電大ガールズ」が講師を務め、子どもたちに分かりやすく教えることが重視されています。子どもたちは、理解しにくい理論よりも、実験や工作を通じて自らの手で体験し、学ぶことが大切だと考えられています。これにより、彼らは単に知識を得るだけではなく、実践的な経験を通じて未来の技術者としての素地を培うことができます。

過去の開催の様子

過去に行われた講座では、例えば6月24日には「TDU電子工作教室」が開催され、電気の基礎について学びつつブレッドボードを用いた電子回路の製作が行われました。また、8月29日には「TDU理科実験教室」で「マヨネーズは何からできているか？」というテーマでの実験も行われ、科学への関心を高めるフォーラムとして好評を得ました。

参加方法と概要

参加は無料で、これから行われる講座の詳細などは、随時東京電機大学の公式ウェブサイトで公開されています。教育的な意義が深いこのイベントは、持続的に地域に根差した子どもたちの学びを支援するものです。主催は東京電機大学の研究推進社会連携センターであり、足立成和信用金庫の協賛が付いています。また、足立区の後援も受けています。

次世代のエンジニアを目指す子どもたちは、こうしたイベントを通じて、学びの楽しさや科学技術への興味を抱くことができるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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