マイナビとPACが業務提携、HR分野の革新を目指す
提携の背景と目的
2023年10月、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土屋芳明)と株式会社プラスアルファ・コンサルティング(PAC、本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉)がHR領域での包括的な業務提携を発表しました。この提携は、両社の強みを結集し、「入社後活躍できる就職・採用の実現」を図ることを目的としています。マイナビは、就職や採用分野において豊富な経験を持ち、PACは「科学的人事」を実現するためのタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を展開しており、その技術とノウハウを活用し新たな市場を開拓します。
業務提携の具体的すゝめ
両社が提供するサービスやデータを統合し、求職者や企業向けにスキルや適性に基づいたマッチング精度を向上させるプラットフォームが開発されます。このシステムを通じて求職者は自らの能力に合った活躍の場を見つけられ、企業は理想的な人材獲得を実現できるようになります。これにより、両社は求職者と企業双方に新しい価値を提供することを目指します。
マイナビの取り組み
マイナビは「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる」というパーパスを掲げ、様々な事業を展開しています。主力事業は人材ビジネスであり、就職、転職、アルバイトに関連する情報サービスや人材紹介サービスを行っています。また、進学、ウエディング、ニューファームなど多岐にわたる生活情報メディアも運営しています。これらのサービスは、個々のユーザーに寄り添いその可能性を広げることを目的としています。
PACのタレントマネジメントシステム
PACはタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を提供しており、採用から育成、配置、評価、抜擢に至るプロセスを包括的に支援します。過去5,000社以上のデータ活用に成功しているこのシステムは、人材情報の単なる管理にとどまらず、経営層の意思決定を科学的に支える役割を果たします。スキルや適性、日々のモチベーションなど、多様なデータを扱うことにより、企業の人事課題解決をサポートします。
これからの展望
この業務提携によって、新たなサービスやプラットフォームが展開されることで、HR領域におけるイノベーションが期待されます。求職者が自身のスキルを最大限に活かし、企業が自社にマッチした人材をスムーズに見つけられるサービスは、今後のビジネス環境において大きな意味を持つでしょう。両社が協力し、革新的なHRソリューションを展開することで、就職・採用のプロセスが変わることは間違いありません。これにより、多くの人々の人生がより良い方向へ進んでいくことが期待されます。