新発売！Creality 3D Ender-7が実現する250mm/sの超高速印刷

新たな印刷の時代を切り開くCreality 3D Ender-7

株式会社サンステラは、業界初となる最高印刷速度250mm/sを実現した3Dプリンター「Creality 3D Ender-7」を2021年8月中旬より発表しました。この新モデルは、従来の3Dプリンターと比べて1.4倍の速度での印刷が可能で、多くの3Dプリンター愛好者やプロフェッショナルから注目されています。

高速印刷の理由

Ender-7は、Core-XY技術とリニアレール技術の導入により、安定した印刷を実現しています。Core-XY構造は、印刷中の傾きを防ぎ、デュアルモーターの協調動作によって高精度な造形を可能にしています。また、リニアレールを採用することで、振動を抑制し、高速で安定した動作を実現しています。

優れた排出性能

この新型プリンターは、特別に設計された大容量ノズルを搭載し、フィラメントの溶融と供給を最適化。最大で50 mm³の溶融容積を持ち、4000 mm³の加熱ブロックにより、非常にスムーズなフィラメント排出が可能です。フルメタルデュアルギアエクストルーダーが搭載されており、押出力が均一で安定しているため、長時間の連続印刷にも対応しています。

冷却性能の向上

印刷中の冷却性能も向上しており、エクストルーダーの冷却ファンは独自のバタフライ型ウイングダクトを採用することで風量が169%増加。これにより、高速印刷時でも温度管理がしやすく、質の高い印刷物を得ることができます。

Creality社の革新

Creality社は、低価格ながらも高性能な3Dプリンターの開発に注力しており、これまでにも「Ender3」や「CR-30」といった画期的なモデルを発表してきました。これにより、3Dプリンティング業界に大きな影響を与えてきた実績があります。Ender-7はその流れを受け継ぎ、さらに進化を遂げて登場したのです。