さくらホームグループ、JDX初代アンバサダーに認定
さくらホームグループが一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会(JDX)より、初代アンバサダーに認定されました。この認定は、同社の業務改善支援に対する高い評価を受けた結果です。
業務改善への取り組み
さくらホームグループは、金沢市を拠点とし、ノーコードやクラウドツールを活用して全国の中小企業を支援してきました。これまでにも多くのセミナーや事例発信を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、成功実績に基づく実践的な支援スタイルも評価されています。特に、システムの可視化や業務の標準化を進め、属人化の排除や人材の効率的な活用を実現しています。
JDXの理念に基づき、地域企業のDX推進役として期待されたことで、今回の認定に至りました。さらに、企業や自治体との連携も強化し、地域発のDXを進める意向を明確にしています。
JDXアンバサダー制度とは
DJKXは2010年に設立され、デジタル技術を活用した組織変革や新たな事業創出のために多くの活動を行っています。JDXアンバサダー制度は、その活動の一環として設けられた制度で、DXの先駆者として認められた個人を選出し、自治体や企業との連携を強化していきます。アワードの受賞者をベースに、社会全体でのDXの普及と持続可能な社会づくりを推進します。
表彰歴と実績
さくらホームグループは、これまでに以下の表彰を受けています。
- 総務省 北陸総合通信局長賞
- 支援部門 審査員特別賞
- 支援部門 優秀賞
特に、クラウド実践大賞では「RPAを活用したデジタル上司」や不動産・建築会社を対象にしたクラウド支援が評価されました。現場での取り組みが認められ、DX推進に対する期待が高まっています。
中小企業向けのDX支援
さくらホームグループは、DX支援を強化するために独自に開発した「キンパク」という製品を提供しています。この製品は、業務用途ごとに整備されたセミオーダー型のkintoneアプリパックです。短期間かつ低コストで導入でき、その後は自社での改善が可能な高い柔軟性を持っています。
このように、さくらホームグループは既存の業務フローを見直し、ITを活用した生産性の向上を目指しています。
社会での役割
さくらホームグループは、石川県発の地域DXを推進し、中小企業向けに具体的なサポートを行うことで地域の活性化に寄与しています。ITを活用した業務改善により、社内業務の効率化と情報共有の高速化を実現し、企業全体の生産性向上を図ります。また、情報の分断を防ぐことで、経営の透明性を高め、企業の持続的な成長を支援することを目指しています。今後も、ほかの地域企業との連携を強化しつつ、自身のノウハウをより多くの企業に提供していくことで、DXを通じた地域貢献を継続していきます。