沖縄・平安座島からの新たな挑戦
沖縄県の平安座島では、地域の資源を最大限に活用した新しいクラフトビールが誕生しようとしています。このプロジェクトは、平安座島産の大麦を100%使用するもので、地域活性化と観光資源としての可能性を追求しています。2025年12月26日からクラウドファンディングで支援を募り、平安座島の新たな魅力を全国に伝えるものです。
プロジェクトの基本情報
このクラフトビールプロジェクトは、平安座島元自治会長の五嶋眞智子さんと、肉や企画の南雄大さんが中心となって立ち上げました。島の「島の麦」という伝統を生かしつつ、地域の特産品としてブランド化を目指しています。大麦の栽培から始まり、地元農家との連携によって麦の収穫が進んでいます。
かつての「島の麦」の文化
平安座島では、1970年の海中道路開通以前、麦は地域の生活を支える大切な作物でした。麦は食文化や祭事との結びつきも深く、地域コミュニティの重要な要素でした。しかし、少子高齢化や農地の放棄により、麦の生産は減少し、かつての風景は失われつつありました。
新たな特産品、クラフトビール誕生の背景
このような状況を受け、地域資源である大麦を活かした特産品づくりが求められるようになりました。そこで、自治会や有志と共に小麦・大麦の試験栽培が始まり、今年は約120kgの大麦を収穫することに成功しています。これをもとに、地元の人々と力を合わせて新しいクラフトビールを生み出そうとしています。
ビール生産のプロセス
新しいビールは、収穫した大麦を精麦工場に送って麦芽加工を行い、その後、沖縄県中部のマイクロブルワリー「CLIFF GARO BREWING」で醸造されます。小規模での職人醸造により、高品質なビールを目指しているのがこのプロジェクトの特徴です。
地域の絆を深める
このプロジェクトは単に商品開発にとどまらず、平安座島の歴史や文化を伝える大切な役割を担っています。地元の飲食店や宿泊施設と連携し、ビールだけではなく、観光地としての魅力を高めるための環境整備や体験ツアーなども予定されています。
クラウドファンディングの魅力
クラウドファンディングを通じて、全国や海外のファンに参加してもらうことで、地域への誇りや次世代への文化の継承を目指しています。支援者は、クラフトビールを手に入れられるだけでなく、地域活性化に貢献することができます。
みんなの力を借りて
地元の農業や醸造と観光を一体化したこの取り組みが成功すれば、平安座島は新たな地域ブランドを確立できるでしょう。地域への愛着と誇りが育まれ、次世代へと繋がる循環が生まれることを期待しています。このビールが多くの人にとって特別な存在となることを願っています。
詳細・支援の方法
興味がある方は、以下のクラウドファンディングページで詳細をチェックしてください。皆さんの支援が、このプロジェクトをさらに実現に近づけることになります。
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プロジェクト詳細ページ
<プロジェクト責任者>
平安座島:五嶋眞智子
TEL:090-3793-1866(五嶋携帯)
肉や企画:南雄大
TEL:090-7489-1692(南携帯)/ Email:
[email protected]