新しい働き方
2020-07-15 11:03:04
コロナ後の新しい働き方:オフィス移転とテレワークの現状
オフィスの移転と新たな働き方の進化
新型コロナウイルスの影響で私たちの働き方に大きな変化が訪れました。緊急事態宣言が解除された今、企業はどのように対応しているのでしょうか。ホクシンハウスが行った調査に基づき、コロナ後のオフィス環境とテレワークの現状について詳しく見ていきます。
テレワークによる効率の変化
調査によると、テレワークを導入した企業の31.3%が社員の仕事の効率が「上がった」と回答しました。また、34.8%の企業は「変わらない」とし、合わせて6割以上の企業がテレワークの効果を実感しています。新たにテレワークを始めた企業が多く見られる中、柔軟性の高い働き方が浸透しつつあるようです。従来のオフィスに縛られない働き方が可能になり、パソコンとネット環境があれば、どこでも仕事ができるという実感を持った経営者も多かったことでしょう。
一方で、テレワークの導入には課題も伴います。最も多かったのは「社員同士のコミュニケーションが取りづらい」との回答で、49.6%がこの問題を挙げました。通信環境が整っていない場合や、自宅での仕事環境が不十分だと仕事に支障をきたすケースも見受けられます。
オフィスの移転・解約の実態
テレワークの効果が確認されている中、今後のオフィスの在り方が関心を集めています。調査によると、約2割の企業がすでにオフィスの移転や解約を行っており、さらに3割以上が検討中とのことです。テレワークの成果を考慮し、オフィスの必要性を改めて見直す企業が増えています。経営者たちは、この新たな働き方がもたらすメリットを感じ、戦略的にオフィス環境を再編成しようとしているようです。
今後のオフィス戦略
調査に答えた経営者の多くは今後のオフィス戦略として「テレワークと出社の交代勤務」を選んでおり、これは46.1%に達しました。また、完全テレワーク化やサテライトオフィスの導入に興味を持つ企業も増えています。地方への本社移転も検討している企業が多く見受けられ、効率的な働き方を模索する姿勢が伺えます。
地方移転に関しては、ネット環境や社員の理解、移動時間などの課題が浮上してきました。特にネット環境(63.1%)が大きな問題として指摘されており、企業はオフィス移転を進めるにあたって多くのポイントを考慮する必要があるようです。
理想のオフィス像とは?
経営者たちからは、コミュニケーションのとりやすい環境や、オフィスレススタイルなど、新しい働き方の理想像が聞かれました。以前の固定化されたオフィスから柔軟な働き方への移行が進む中、サードプレイスオフィスなど新たな利用形態が注目されています。テレワークを導入することで、今後ますます多様化が促されることが期待されています。
まとめ
調査結果を通じて、withコロナ時代のオフィス戦略が求められていることが分かりました。テレワークの継続やオフィスの移転・解約が進む中、企業は新たな働き方を模索し続けています。この流れの中で、『GREEN SEED軽井沢』のようなサードプレイスオフィスの活用が今後の選択肢となることでしょう。テレワークを行いながらもコミュニケーションが取りやすい場を作ることが、人々にとってより良い働き方を育む第一歩となるに違いありません。
会社情報
- 会社名
-
ホクシンハウス株式会社
- 住所
- 長野県長野市南長池228-5
- 電話番号
-
026-244-3386