J:COMと警視庁の新たな取り組み
2025年3月22日、株式会社ジェイコム東京(J:COM)は、警視庁と共同で特殊詐欺の被害を減少させるため、「ストップ!詐欺」運動に賛同することを発表しました。この取り組みは、ケーブルテレビ業界において初めての試みとなります。
安全な街づくりに向けて
J:COMは、地域の安全と安心を重視した企業として、特殊詐欺撲滅に取り組みます。特に、最近では60歳以下の世代においても詐欺被害が増加しているため、警視庁との連携を深め、啓発活動を推進していく方針です。これにより、全ての世代が詐欺被害に遭わないよう努めています。
啓発 VTR とトークショー
共同宣言の発表後、J:COMは警視庁監修のもと社員が出演する詐欺手口を再現したVTRを作成し、2025年3月29日から「J:COMチャンネル」で放送を開始します。この内容は『ジモトトピックス』および『ジモトトピックス・プラス(東京)』で放送され、誰でもアクセス可能です。
さらに、光が丘警察署との連携により、詐欺手口に関するトークショーも開催。特別ゲストの角田夏実さんも出席し、自身の体験や詐欺防止の重要性を観客に共有しました。角田さんは、実際に警察官を名乗る詐欺電話を受けた経験を語り、冷静な判断が重要だと呼びかけました。
防犯のための具体的施策
J:COMはさらに、特殊詐欺被害を減少させるために、防犯を目的とした様々なサービスを提供しています。例えば、「J:COM PHONE」の迷惑電話自動ブロックサービスや「J:COM HOME 防犯カメラパック」などがあります。これらのサービスを利用することで、利用者は自身の安全を高めることができます。
また、地域の高齢者への啓発活動も行い、不審な電話に対する注意喚起を行っています。特に、その場で冷静に行動することが求められるとのことです。
地域密着型の活動
J:COMは、地域に根ざした企業であることを大切にしており、地域住民と共に安心安全な社会を築くためにさらなる努力を続けていきます。公共の安全を守る活動にも力を入れ、今後も新たな取り組みやサービスの提供を通じて、地域貢献を目指していく方針です。
まとめ
J:COMと警視庁の共同宣言は、特殊詐欺の撲滅に向けた重要な一歩です。さまざまな啓発活動を通じて、地域の安全を守るための認識や行動を促すことで、全ての世代が安心して暮らせる社会を目指しています。今後の取り組みに注目したいところです。