ユナイテッド・リクルートメントが選んだ新たなマーケティングパートナーとは

ユナイテッド・リクルートメント社の挑戦

人材関連の事業を展開するユナイテッド・リクルートメント社は、親会社のユナイテッド社が掲げる「投資」「教育」「人材」に基づき、これらを有機的に結びつけた新たな価値を提供しています。最近行ったインタビューでは、同社がマーケティング戦略を見直し、フリーランスのプロマーケターをパートナーに選んだ経緯について詳しく聞くことができました。

マーケティング活動の新たな選択肢

ユナイテッド・リクルートメントは数年前に設立され、M&Aで合併した数社の資源を生かし新たな顔ぶれとして登場しました。合併前は各社が独自にマーケティングを行っていましたが、新たな統一されたマーケティング機能の構築が急務だと認識しました。これに伴い、全業務で共通に活用できるマーケティング体制が求められ、外部のフリーランスを起用することに決定しました。

岡部様は、「これまでは正社員や広告代理店の利用も考えましたが、新規事業という特性からフリーランスが最も適した選択肢だと判断しました。新たな事業であったため、広告運用のスキルが高いフリーランスに活用することで、予算を抑えつつ質の高いマーケティングが実施できました」と語ります。

MarketingPieceとの連携

MarketingPieceを導入し、広告運用に特化したマーケターを紹介してもらった岡部様は、そのマーケターが人材業界の知見も有することから信頼を寄せました。「彼らの推薦する専門家であれば、結果を出すことが期待できる」という期待を抱え、プロジェクトを開始したのです。

導入後、すぐに見られた成果には驚きがありました。初めはB向けのリスティング広告を中心に展開していたものの、競合が激しいため手ごたえが薄かったのです。しかし、MarketingPieceのマーケターが提案した多様な広告媒体の利用により、CPA（顧客獲得単価）を改善し、1,000円台という競争力のあるコストで新規顧客を獲得することに成功しました。

今後の展望

今後は、フリーランスと協力してCRMやLPOなど他の専門領域でも外部の専門家を招く予定です。さらに先には、ストラテジストやCMOといった専門人材を求め、ユナイテッド・リクルートメント社の強みを最大限に活用できるマーケティング組織へと進化させていく考えです。「私たちの人材事業だけでなく、教育や投資事業との連携を一層深め、他にない価値を生み出すリーダーシップの取れる組織を目指します」と岡部様は語りました。