株式会社インプル、北九州市への進出を発表
株式会社インプル(本社:札幌市中央区)が、福岡県北九州市への進出を決定し、地域でのIT人材育成に寄与する新たな事業を展開することが発表されました。この取り組みは、北九州市内の総合人材サービス企業「プラスアドグループ」とベトナムのIT人材育成企業「NiX EDUCATION JSC」との3者連携協定を基盤としており、2024年9月10日から、ベトナムの5大学と協力して実施される教育プログラムが大きな特徴です。
北九州市の魅力と進出の意義
北九州市は、九州地方の産業と文化の融合の象徴でもあり、かつての日本の産業革命を支えた歴史を持つ工業都市です。そこでの新たな拠点開設は、ダイバーシティの推進にも寄与し、グローバルな人材活用を目指すことが目的です。インプルはこれまで、ReactNativeやFlutterなどを駆使し、スマートフォン向けアプリ開発を行ってきましたが、北九州市での進出により、さらなる成長を目指します。
外国籍人材の採用と地域貢献
インプルは2018年からベトナムのIT人材を積極的に採用しており、2023年には「NiX EDUCATION JSC」と資本業務提携を行いました。これによって、インプルは毎年新卒のベトナム人エンジニアを採用し、地域の企業が求めるデジタルソリューションを体現することを目指しています。また、当社は地域の課題に直面する企業に対して、的確なデジタル技術を用いたソリューションを提供する「地産地消デジタルソリューションプロバイダー」となる計画です。
展望と計画
北九州市への進出にあたり、2025年4月を見据えた「北九州オフィス」の設立を計画しています。このオフィスでは、高度外国籍人材が中心となり、地域の様々な事業者と連携しながら、デジタル化を推進する取り組みを展開します。地域課題の解決に繋がるプロジェクトに積極的に関与し、様々な業種・ビジネスに貢献できる環境を整えていく方針です。
まとめ
株式会社インプルの北九州市進出は、単なる事業拡大に留まらず、地域の能力拡張や国際人材の活用を通じて、地域の課題解決に寄与するものです。この新たな一歩が、北九州市だけではなく、日本全体にポジティブな影響をもたらすことを期待しています。