株式会社イズミコンサルティングが新ソフトウェアを発表
2025年6月30日、株式会社イズミコンサルティングは、建築設備設計基準(令和6年版)に対応した新しい熱負荷計算ソフト『STABRO負荷計算』と、空調・換気機器選定ソフト『SeACD』の最新版をリリースすることを発表しました。これにより、建築設計業界における空調設備の設計が一層効率的になります。
新版ソフトの特徴
新しいソフトは、次の2つの重要な機能を強化しています。
STABRO負荷計算
この熱負荷計算ソフトは、全国80地区のデータを搭載しており、簡単な操作で熱負荷を計算できます。主な更新点には、冬期夜間温度の新たなデータ追加や地区データの更新、さらにルーバーの縦型設計が含まれています。また、自動計算機能により、計算結果をすぐに確認でき、Excelファイルとして出力可能です。これにより、計算業務の効率化と生産性向上が図れます。
SeACD
空調・換気機器選定ソフト『SeACD』は、設計支援機能を充実させています。Excelによる複雑な管理が不要になり、国内の主要メーカーの機器データをもとに機器選定が可能となります。『STABRO負荷計算』との連携により、熱負荷計算結果を自動で反映させることで、作業の大幅な省力化を実現しました。
特徴ある機能
新しいソフトウェアは利用者が直感的に操作できるよう設計されています。『STABRO負荷計算』では、イメージ図を確認しながら設定することが可能で、設定したデータをもとに自動的に計算結果を表示します。これにより、煩雑な計算業務から解放され、業務の迅速化が期待されます。
企業背景
株式会社イズミコンサルティングは、1973年に設立され、建築環境や防災に関するコンサルティング事業を展開してきました。システム開発事業や受託開発にも取り組んでおり、1998年には主にBIM関連のソフトウェア開発を行っています。
お問い合わせ先
本件に関する問い合わせは、株式会社イズミコンサルティングの営業部が対応します。電話番号は03-3868-3126で、詳しい情報は公式ウェブサイト(https://izmc.co.jp/)をご覧ください。
まとめ
新たにリリースされる『STABRO負荷計算』と『SeACD』は、最新の建築設備設計基準に準拠しており、空調設備の設計業務を大幅に効率化させます。建築業界のプロたちにとって、より良い設計環境を提供するための強力なツールとなることでしょう。