アイスランド大統領と話す「ジェンダー平等の実現策」シンポジウム開催
株式会社朝日新聞社は、津田塾大学やアイスランド大使館と共同で、シンポジウム「アイスランド大統領と考えるジェンダー平等のつくりかた」を開催します。これは、5月31日(土)に東京都渋谷区の津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスで行われます。
シンポジウムの趣旨
本シンポジウムには、アイスランドのハトラ・トーマスドッティル大統領がメインゲストとして登場します。アイスランドは、世界的にジェンダー平等が進んでいる国として知られており、国会議員のほぼ半数、閣僚の60%以上が女性を占めています。本イベントは、日本国内でのジェンダーに関する意識を高め、国会におけるジェンダー格差是正に向けた意義ある議論を促進することを目的としています。
重要なテーマと構成
シンポジウムは二部構成で進行されます。
第一部:女性の政治参画を阻む壁をどう克服するか
ここでは、トーマスドッティル大統領と日本の超党派の国会議員間で、女性の政治への参画を進めるための戦略や課題について深く掘り下げる討論が行われます。参加議員には自民党、立憲民主党、日本維新の会など、各党から代表が揃い、具体的な政策を議論します。
第二部:なぜジェンダー平等が必要なのか
第二部では、若者がどのようにジェンダー平等社会に向けての思いや未来像を描くかについて、学生たちと大統領が意見を交わします。津田塾大学の学生から構成された代表者たちが、具体的な体験や感情をもとに議論を展開し、聴衆の共感を得る場となります。
トーマスドッティル大統領のプロフィール
トーマスドッティル大統領は1968年生まれで、米国のサンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。アイスランド国営放送局での人事部長を経て、アイスランド商工会議所初の女性CEOに就任し、気候変動や不平等といった地球規模の課題に積極的に取り組んできました。2024年8月にアイスランド史上二人目の女性大統領に就任し、今春、日本に初めて訪れる機会を得ました。
お申し込み方法
会場への参加者を5月20日まで募集しています。申し込みは朝日新聞デジタル版の有料会員に登録が必要です。多くの申し込みがあった場合は、抽選となることもありますが、ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく。
詳細申し込みは公式ページからご確認ください。参加は学生をはじめ、広く一般の方々に開かれています。
取材希望の報道関係者へ
報道関係者で取材を希望される方は、5月25日(日)正午までに指定フォームで申請する必要があります。なかなか得られない貴重な機会ですので、興味のある方は早めの申請をお忘れなく。
エンディング
このシンポジウムは、日本におけるジェンダー問題への理解を深め、国際的な視点からの議論を通じて、より良い社会の構築に向けた一歩となることが期待されます。豊かな知見と経験をもつトーマスドッティル大統領の言葉から、ぜひインスピレーションを受けてください。