保護犬猫の新しい家族を探す譲渡会
保護犬や猫に新たな家族を見つけるための譲渡会が、2024年10月14日に株式会社TYLの運営するアニホック動物病院主催で開催されました。このイベントは、実際に約50頭の保護犬猫が参加し、多くの来場者が訪れました。参加者は温かい手を差し伸べ、支援の輪が広がる様子が見受けられました。
実施概要
この譲渡会は、保護犬猫が新しい家庭に迎え入れられる機会を創出することを目的として実施されました。会場は、アニホック動物病院から近い日本動物専門学校様によって提供され、2つの保護団体、NPO法人けだ・まもと認定NPO法人アニマルレフュージ関西が参加しました。
参加した犬猫は約50頭、来場者数は約60組120名に達し、譲渡希望者からは約10件の申し込みがありました。会場内では獣医師への相談スペースが設けられているほか、お子様向けに肉球クリーム作りのワークショップもあり、家族で楽しむことができました。
TYLのミッション
TYL社が目指すのは「ペットの家族化推進」です。代表取締役の金児将平氏は、ペットと飼い主が共に幸せな生活を送れる環境を作ることの重要性を語り、「現実にはやむを得ずペットを手放す人々もいること」を指摘しました。特に地方では多くの野良猫や野犬が存在し、それが保護の必要性を生んでいます。こうした現状を踏まえ、保護された動物たちに新しい家族を見つける活動には大きな社会的意義があると言えます。
今回、アニホック動物病院グループが初めて譲渡会を開催したことは、その一環として非常に重要であり、今後もこのような試みを続けていく意向が示されています。
アニホック動物病院グループの取り組み
アニホック動物病院グループは、動物病院の在り方を追求しつつ持続的成長を目指しています。「働きたい、働き続けたい」「通いたい、通い続けたい」がスローガンで、獣医療従事者にとっての働きやすい環境を整えることに努めています。
2021年からは往診専門のアニホック往診動物病院を始め、現在は4つの店舗を展開中です。また、エキゾチックアニマルの診療にも対応できる医師が在籍しています。DXの導入にも積極的で、自動受付システムやオンライン予約を取り入れ、患者の利便性を高めています。
TYLの今後のビジョン
TYLは、ペットとその飼い主が幸せに暮らせる社会の実現に向けて、動物病院の支援や飼い主向けのサービスを数多く展開しています。今回の譲渡会をきっかけに、動物福祉への関心を高め、地域コミュニティとの連携を強化することでさらなる活動を進めていく予定です。
今後も保護団体や地域社会との結びつきを強化し、ペットとその飼い主が共に幸せに生きていける社会を目指します。