阪急阪神不動産が未来のイノベーションを加速する『FUTR LABO』を設立
阪急阪神不動産株式会社は、急速に変化する社会や人々のニーズに応えるべく、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識し、「DXビジョン」を掲げて事業の変革に取り組んでいます。その一環として、未来のお客様に価値を提供し続ける企業を目指し、新たなプロジェクトチーム『FUTR LABO(フューチャー ラボ)』を2025年4月22日に設立しました。この組織は、デジタル技術を駆使した事業の変革とともに、未来社会に貢献するイノベーションを創出することを目的としています。
『FUTR LABO』の目的
『FUTR LABO』は、以下の理念のもと設立されました。
- - 100年先の未来の不動産の創出: 当社は、ただの学術研究に留まらず、実際のビジネスを創出することを目指します。業界の先駆者として、進化するデジタル技術を活用し、新たなビジネスモデルの創造を加速させていきます。
- - 未来の開拓者の育成: 従業員のアイデアや情熱を具現化する場を提供し、イントレプレナーシップを促進します。新たな価値創出を支援し、社会問題の解決に向けた幅広いアプローチを促します。
- - ナレッジの集約と共創: ナレッジの共有を通じて、協業パートナーとの新しい取り組みを促進し、全社の創造性を高めます。
主な取り組み内容
設立時には、以下の3つのテーマで活動を予定しています。
1.
ウェルビーイング×オフィスワーカーアプリの実装検討
- グラングリーン大阪で導入した商業施設の従業員向けアプリに新機能を追加し、行動データを分析しつつ、ワーカーのウェルビーイング向上を目指したソリューションを実施します。
2.
ビッグデータ×不動産で未来を創造
- 商業施設やオフィスビルから得た多くのデータを活用し、新たな価値という次元へ挑戦します。データ駆動型の視点で施設の魅力を最大化し、次世代型の施設経営を目指します。
3.
インバウンド市場×長期滞在環境の革新
- 訪日外国人のニーズに応じた最適な長期滞在環境を創出することを目指します。観光、ビジネス、留学など、目的に応じた住居サービスを提供し、快適で便利な住環境の提供を通じて新たなホスピタリティモデルを構築します。
未来をつなぐロゴデザイン
「未来を“創り”かえろ」というメッセージを反映し、「FUTURE」を「FUTR」と表記したロゴをデザインしました。このロゴは、進化する未来を表現し、当ラボが阪急電鉄株式会社との共同プロジェクトで開設した会員制コワーキングオフィス『FUTRWORKS』を中心に、スタートアップやデジタルノマドワーカーとの共創を図っています。
さらに、『FUTR LABO』に集まる人々やアイデア、そして地域やビジネスが連携し、未来へと広がる可能性が常に動き続けることを示しています。
未来を見据えた取り組み
阪急阪神不動産は『FUTR LABO』を通じて、企業の成長のみならず、社会全体の発展に寄与することを目指しています。デジタル技術の進化を取り入れながら、未来に向けた新たな価値創造に挑戦し続け、地域社会と共に歩む持続可能な企業を実現するための活動に期待が高まるばかりです。今後の展開に大いに注目したいと思います。
詳細は『FUTR LABO』の公式サイトをご覧ください。