NECグループ社員が福島県で地域との対話交流を実施
福島県とNECグループが協力し、地域の活性化を目指して行われた対話交流活動の報告です。今年の2月に締結した包括連携協定に基づき、NECグループの社員が地域住民とのコミュニケーションを通じて地域課題の把握と解決に向けた取り組みを実施しました。
プロボノ活動の意義
「プロボノ」とは、プロフェッショナルとしてのスキルや経験を活かして社会課題解決に寄与するボランティア活動のことを指します。NECは2010年に日本で初めてプロボノ活動を開始し、2020年には「NECプロボノ倶楽部」を発足させました。現在、600名以上の社員がこの活動に参加しており、過去には約2,000名の社員がプロボノに従事しています。
対話交流の概要
今回の対話交流は、移住者や地元企業とのコミュニケーションを中心に展開されました。開催期間は2024年9月19日(木)から22日(日)の4日間で、場所は福島市と田村市が選ばれました。イベントには移住を検討している人々や地元企業が参加し、訪日インバウンド需要への対策や企業向け自然体験研修についての情報を互いに共有しました。
地域の実情を学ぶ
この交流の中でNECグループの社員は、地域住民が抱える課題やニーズを直接耳にする機会が得られました。移住者との対話を通じて、彼らが福島にどのように定住したのか、また、地元企業がどのように地域課題解決に取り組んでいるのかを知ることができました。これにより、NECグループ社員は地域の実情をより深く理解し、自身のスキルを生かした支援活動を計画するための基礎を築くことができました。
未来に向けた取り組み
NECは今後も福島県との包括連携協定に基づき、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進や課題解決に向けた活動を継続していく意向です。地域繁栄に向けた取り組みはまだ始まったばかりですが、NECグループ社員はその一端を担い、地域の発展に寄与していくことでしょう。
この取り組みを通じて、地域のニーズに応じた支援のあり方や、地域住民との連携の重要性が再認識されています。今後のNECグループの活動からも目が離せません。