電子お薬手帳の新展開
2020-06-10 10:10:12

シミックヘルスケアとファルモが電子お薬手帳事業で協業開始

シミックヘルスケアとファルモが手を組む



日本では、電子お薬手帳が徐々に定着してきており、この分野での協業が進んでいます。最新の取り組みとして、シミックヘルスケアとファルモが手を組み、電子お薬手帳事業のさらなる進展を目指しています。両社はこれまでにそれぞれ独自のサービスを展開してきましたが、今夏から協力体制を整え、新たな医療と健康関連情報の提供を行う予定です。

電子お薬手帳の重要性



電子お薬手帳は、患者自身が処方内容を把握しやすくするだけでなく、地域医療との連携においても大きな役割を果たしています。シミックの「harmo」は、患者さんの治療結果を向上させることを目指し、疾患に関する情報提供や適正使用に関する支援を行っています。そして、ファルモは調剤薬局向けにクラウドベースの調剤情報ハブを提供しており、情報共有の強化を図っています。

協業の背景



シミックの代表取締役CEO、中村和男氏は、「超高齢社会におけるヘルスケアレボリューション」を掲げており、適切な医療情報の配信が重要であると語っています。今回の協業により、これまでのサービスを基に新たに電子お薬手帳の機能を拡充し、企業としての責任を果たす一環として、患者や医療従事者により価値ある支援を提供していく方針です。

ファルモの代表取締役CEO、広井嘉栄氏も、業界初のお薬手帳のリリースに、自社の強みである情報共有の利便性を引き出し、シミックの豊富な経験や知識を活用していくことに期待感を示しています。

次なる展開



両社は、ユーザーに向けたサービスをさらに開発していく考えです。ファルモが提供する調剤薬局向けのソリューションを基盤に、協創によって従来にはない新たな価値を生み出し、多くの人々の生活向上、特にWellbeingの向上に貢献していくことを目指しています。

利用者へのアプローチ



今夏には、シミックの情報配信機能とファルモの電子お薬手帳を組み合わせ、患者向けにより良い医療情報の提供サービスが始まる予定です。これにより、ユーザーは信頼性の高い情報を簡単に得られる環境が整い、電子お薬手帳の実用性が一層高まるでしょう。

企業としてのビジョン



シミックとファルモはそれぞれの強みを活かしつつ、これからの医療に貢献していくことを目指しています。電子お薬手帳の可能性を最大限に引き出すことで、利用者にとってこれまでにない新たな価値を提供していく取り組みは、多くの人々に喜ばれることでしょう。

まとめ



シミックヘルスケアとファルモの協業は、電子お薬手帳の新たな展開を意味します。この連携により、患者や医療従事者へ向けた信頼性と利便性を兼ね備えた情報提供が実現し、さらなる医療の質向上が期待されます。今後の進展に注目です。

会社情報

会社名
シミックホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦1-1-1浜松町ビルディング
電話番号
03-6779-8000

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。