神奈川県の未病ブランドに認定された転倒リスク測定装置「StA²BLE」

画期的な健康管理ツール「StA²BLE」

横浜国立大学から生まれたスタートアップ、UNTRACKED株式会社が開発した転倒リスク計測装置「StA²BLE」が、神奈川県のME-BYO BRANDに認定されました。この装置は健康と病気の間に位置する未病を見える化し、健康の維持・改善に寄与することを目的としています。

未病とは？

未病とは、完全に健康でもなく病気でもない中間的な状態を指します。早期に対策を受けられることで、健康維持が可能となります。「StA²BLE」は、労働現場や地方自治体、高齢者施設での労働衛生管理をサポートし、1分程度で転倒リスクを数値化します。この数値化により、リスクのある利用者の特定が可能になります。

認定の背景

今回のME-BYO BRAND認定において、「StA²BLE」が転倒リスクの低減を助け、生活の質向上に期待できる商品として評価されました。この認定により、神奈川県内でのさらなる普及が期待されています。ME-BYO BRANDは未病をテーマにした優れた商品やサービスを認定する制度で、現在までに48件が選ばれています。

StA²BLEの機能

「StA²BLE」は、感覚や身体機能を綿密に分析し、転倒リスクを評価するための装置です。測定結果に基づいて改善運動やトレーニングプログラムを提案し、データに基づいた体づくりを促進します。特に、理学療法に基づくプログラム内容は、使う世代に合ったレベルで設計されています。また、この装置は内閣府の海外向けCMに取り上げられ、国際的な関心を集めています。

UNTRACKED株式会社のビジョン

UNTRACKED株式会社は、最先端の技術を使用して転倒リスクを見える化することを目指しています。生体信号解析やAI技術を駆使して、社会課題に取り組み、地域社会の健康を守るための製品開発を進める姿勢が評価されています。同社は、利用者の安心・安全な生活をサポートするだけでなく、未病の改善にも貢献することを目指しています。