V3D Asiaがマレーシアで新たな建設基盤を築く3Dプリンティングの標準化
V3D Asiaマレーシア進出の意義
V3D Asia Ltd.が新たに発表したのは、マレーシアにおける3D建設プリンティング(3DCP)技術の確立を目指す取り組みです。マレーシア建設産業開発庁(CIDB)と協力し、3DCP技術を「第7のIBS標準工法」として認められるよう進めています。この試みは、単なる新技術の導入を超え、マレーシアの建設産業の発展を支える重要な基盤を作ることを目的としています。
日本の技術、マレーシアでの実装
V3D Asiaは「Designed in Japan, Built in Malaysia」の哲学を掲げ、日本で開発した技術をマレーシアで実践するための人材や材料技術を育成していきます。これにより、マレーシア国内での技術習得と専門人材の育成を促進し、地域に根付いた建設産業を形成しようとしています。V3D Asia Groupの小野氏は、「機械だけではなく、テクノロジーを理解する人材が重要」と強調しています。
3DCPの標準化と実績
V3D Asiaは、3DCPを受け入れてもらうための基盤としてCIDBとの連携を深め、さらにマレーシアでの技術基盤整備を進めていきます。特に、2026年にはSIRIM Academyとの提携を発表し、マレーシア初の3D建設プリンティングの産業標準確立に向けた改革を実施する予定です。
地域との協働の重要性
将来的には、既存のデベロッパーや建設会社との競争を避け、協力する形で3DCPを活用した建設プロジェクトを展開していく方針です。具体的には、マレーシアのEco Majestic, Gentlebreにある「Villa Bayu」を初のラグジュアリーバンガローとして2026年11月に着工予定です。また、インドネシアのバリでは12棟のヴィラ開発を計画し、2027年12月に完成予定です。
未来の建設産業への道
マレーシアの建設産業が直面する労働力不足やコストの安定性といった課題に対して、3DCP技術は実質的なソリューションとなる可能性を秘めています。そのためには、技術の標準化と認証が重要なカギとなります。3DCPが正式な工法として認知されることで、公共および民間プロジェクトでの採用や資金調達が容易になり、大規模な導入も進むでしょう。
V3D Asiaは、まずマレーシア国内でこの基盤を構築し、将来的にはASEAN地域全体にその成果を広げ、その過程で現地の技術、標準、人材を蓄積することを目指しています。
小野氏は「これは、マレーシアでの取り組みの始まりに過ぎない。我々はこの基金を次世代の産業基盤にしていきたい」と述べ、未来の展望を明言しました。
会社情報
- 会社名
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V3D Asia 株式会社
- 住所
- 東京都千代田区霞が関1-4-1日土地ビル2F SENQ霞が関
- 電話番号
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